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【搭乗記】ANA羽田岩国 羽田空港サテライトから岩国錦帯橋空港へ!

こんにちは。

 

今回からは新シリーズ。

2月の上旬、2泊3日で山口県と福岡県を巡ってきた旅の旅行記を書いていきます。

山口県の東端、岩国から山口県を横断、関門海峡周辺を観光して、最後は福岡県は博多まで向かう旅行です。

長い移動はありますが、主にグルメを中心に念願のものが食べられたり、ずっと行きたかったところに行けたりと、満足度は高い旅になりました。

今回はその初回。羽田空港からANAに乗って、岩国錦帯橋空港までの搭乗記をお届けします。

この路線はかなり特徴的なことが多く、貴重な搭乗体験になりました。

かなり長くなりますがじっくり書いていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

羽田空港第2ターミナルのサテライト

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早朝6時過ぎの羽田空港です。岩国行きの朝イチの便は6:55発とかなり早い時間になっているので、住んでいる場所によっては羽田周辺での前泊が必要になりそうです。

さすがに朝早すぎることもあって、ガラガラな出発ロビーでした。


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保安検査を通過して搭乗待合室へと入りました。

今回利用する岩国行ANA631便は47搭乗口からの出発です。この47搭乗口は第2ターミナルから少し離れた場所にあるサテライトという建物にあります。

そのため第2ターミナルの搭乗待合室からはバスに乗ってサテライトへと向かう必要があります。ということでまずはバス乗り場へと向かいます。


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エスカレーターで下の階へ降りると既にバスがたくさん待っていました。

特に出発時間に定めはなく、お客さんが来たらどんどん運んでいくといった形のようです。これはパスで機体のそばまでいくスタイルとは異なる点ですね。

 

空港内を走るバスに乗れるのはかなりレアなこと。そして車内から普段は見れないレベルの至近距離で飛行機が拝めるのが最高なんですよね。

ちなみにサテライト行きのバスは筆者1人の貸切状態。なんと贅沢な…


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バスに揺られて数分。特別なツアーもすぐに終わり、サテライトの1階に到着しました。

エスカレーターを登って2階のサテライト搭乗待合室へと向かいます。

到着の導線とはきっちり分けられているようで迷い込む心配はなさそうでした。

 

サテライトの搭乗待合室にやってきました。こちらは2018年に完成した施設ですが、そこまで使われる頻度が高いわけではないのか、新築のように綺麗な状態に保たれています。

搭乗口は3つしかありませんが、かなり広くANA FESTAという売店もあります。この時間はまだ営業前でしたが…


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搭乗待合室には通常の椅子だけではなく、かなりリラックスできるような椅子も設置されています。

サテライトということもあり到着がギリギリになりがちそうですが、これならゆったり待つこともできそうです。

 

小さいけど快適なA320で岩国へ

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搭乗開始の時刻になりました。

いつも通り事前改札、優先搭乗と続きますが、ほぼほぼ利用する人はおらず…そもそも何人が乗るのか、すごい便に乗ろうとしてるんじゃないのかと、気付きはじめます。


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今回利用する機材はA320型機。日本ではLCCスターフライヤー等の航空会社でよく使われている機体です。JALは飛ばしてないんですよね。

ANAA320B737と並んで羽田と地方を結ぶ路線に多く投入されており、羽田空港へ行くとよく見ることのできる機体です。


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機内に入りました。シートモニターが付いているかなり豪華な仕様の座席。1時間40分ほどのフライト時間にはもったいない仕様です。

そして筆者が搭乗してすぐにお客さんの搭乗が全て終了。なんと16人ほどでのフライトとなるようです。A320は全部で146席、搭乗率にして約11%ほど。とんでもないガラガラ具合です。

 

今回の座席は翼の後ろ、進行方向左側です。

最後列というわけではないのですが、本日の搭乗者は全て筆者より前に座っていました。少ない。

やっと日が昇ってきはじめた時間にはもう出発の準備がなされていました。

 

プッシュバックすると、サテライトの建物の様子がよく見えるようになりました。今回利用したサテライトはこのような感じ。3つの搭乗口で同時に表示されていた行き先は大舘能代と広島行きでした。

見た目は2タミと少し似ており、出発と到着の導線が完全に分けられているのもポイント高めです。

 

早朝でまだ便の少ない羽田空港内をタキシング。D滑走路から東に向けて離陸しました。

流石に朝早すぎると、羽田空港内の飛行機の混雑も少なくスムーズに離陸まで向かうことができました。

 

空からの眺め

D滑走路から東に向けて離陸すると東京湾上空を旋回して、進路を大きく西側へと変えていきます。

薄ーく雲というか靄が掛かっていて、そこまで景色を楽しむことが出来ずにどんどん上昇していきます。

 

上昇を続け、雲の上に出てしまい地上の景色を見ることが出来ないままシートベルトサインが消えました。

窓からの景色を楽しめませんが、この機体には機外カメラが付いています。ということで真っ白な雲を映し出す機外カメラを見ていると…

なんと一瞬ですが富士山をとらえることができました!!ちょうど機体の真下だったらしく、窓からも見えなかったのではと思います。機外カメラの特権ですね。

 

機内サービスが始まりました。ちょうどANA鬼滅の刃がコラボし始めたタイミング。

機内で提供されるドリンクカップ鬼滅の刃仕様になったばかりでしたので撮影。

ちなみにドリンクサービスの際にメニュー表を見せてくれるのがJALですが、ANAはCAさんが持っているタブレットでメニューを表示して見せてくれるタイプでした。

 

結局飛行中はほぼほぼ雲の上。うっすらと地上の景色が見えてきたころには既に降下が始まっており、最近のフライトでは珍しく退屈なフライトに…と思っていたのですが、

乗客が少ないからかCAさんと少しだけお話をすることが出来て大満足なフライトに。機内で提供されている飴の詰め合わせとANAのトランプを頂きました。ありがとうございました。

 

瀬戸内海の島々と撮影禁止の岩国アプローチ

岩国は広島と山口の県境近くにあるため、降下中進行方向左側には瀬戸内海の島々、右側には恐らく呉や広島の中心部、これから着陸していく岩国の市街地等が見えたはずです。

岩国錦帯橋空港は米軍の岩国基地に間借りする形で開港した空港です。そのため最終の着陸態勢に入ってからターミナルビルに到着するまで撮影が禁止になっています。その旨のアナウンスがある他、機外カメラも見れなくなってしまいます。貴重な基地内の風景は自分の目に焼き付けるしかないですね。

 

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岩国錦帯橋空港に到着しました。

滑走路に着陸してからは米軍の施設や戦闘機など普段は至近距離で見ることが出来ないような場所を通り抜け、ゲートで仕切られた先の民間エリアにある岩国錦帯橋空港のターミナルビルに到着しました。

滑走路からターミナルまではそこそこ距離があり、割と時間がかかりました。

 

岩国錦帯橋空港は2012年に開港した比較的新しめの空港です。

路線は羽田と沖縄那覇の2路線で、ターミナルビルもコンパクトなつくりでかなり面白そうだったのですが、じっくり見学している時間はなく、こんな感じで歩きながら写真を撮ることしかできませんでした。

開放的で明るい建物内は、中庭があったり、搭乗待合室が1階にあったり、不思議な構造です。ぜひゆっくり訪れてみたいんですけどね…

 

 

ということで羽田岩国の搭乗記でした。

今回は空から見える景色の紹介というよりは羽田空港第2ターミナルのサテライト、そして特殊な空港である岩国錦帯橋空港がメインになりました。

第2ターミナルのサテライトは、2タミよりも人が少なく快適な他、ラウンジWi-Fiを使うことが出来たり、上級会員の方は売店で1000円分の買い物ができたりと様々な特典があります。狙って乗れるものではないので、運ですね。

そして岩国空港。日本にはいくつか米軍基地との共用空港があるので、他の空港も訪れて見たくなりました。

 

次回からは本格的に旅行記へと突入。岩国の名所を観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。