こんにちは。
今回も山口福岡旅をお届けします。
旅は1日目。早朝便を利用して羽田空港から岩国錦帯橋空港へ到着した筆者。
空港の名前にもなっており、岩国一の観光名所でもある錦帯橋へと向かっていきます。
今回は錦帯橋と渡った先にあるちょっと珍しい名所まで紹介していきます。
以下目次です。
それではスタート!!
岩国空港からバスで錦帯橋へ
早朝便で到着した岩国空港。前回の記事でも書いていますが米軍基地との共用の空港になっています。
民間のターミナルは敷地の端っこにはなりますが、しっかりと分けられており自由に出入りすることができます。決してパスポートが必要とかはありません。
実は岩国と広島ってそこまで離れておらず、広島空港と広島駅のアクセスを考えるとそこまで大きな差があるわけではありません。
そんな広島行きの高速バスは途中錦帯橋バス停にも停車します。このバスに乗車すれば錦帯橋まで直接アクセスすることが出来るというわけです。途中、岩国駅にも停車しますが、こちらは乗車専用になります。
岩国空港から岩国駅を経由してバスで25分ほど、錦帯橋バス停に到着しました。
岩国駅からは少しだけ距離があり、岩徳線の西岩国駅から徒歩か岩国駅からバスでのアクセスとなります。
山陽新幹線の新岩国駅からのバスもあるので、アクセスはかなり充実している観光地です。
木造を感じる錦帯橋
錦帯橋は錦川に架かる木造の橋で、橋を渡った先には吉香公園や岩国城などの観光地もあり、錦帯橋だけではなく岩国の観光地がぎゅっと凝縮された形になっています。
錦帯橋を渡らなければ向こう側へと行けないわけではないですが、観光で来るなら渡っておくべきでしょう。
バス停から信号を渡り、こちらが錦帯橋です。
明らかに他の橋とは異なる趣があり、一目見ただけで観光地であると認識できると思います。
早速渡っていきたいところですが、錦帯橋は渡る前に河原から眺めてみるのがおすすめ。ということで河原の方へと降りていきます。
河原からのこの景色こそ錦帯橋を一番美しく眺められる場所だと勝手に思っています。
錦帯橋のアーチがよくわかる角度と、山の上に見える岩国城。これぞ岩国を代表する景勝地という景色です。
この河原には、集合写真を撮るときに用いるひな壇も設置されており、撮影スポットであることが分かります。景勝地あるあるですね。
それでは錦帯橋を渡っていきますが、さすがに歴史ある橋。渡るのは有料です。
入橋料は大人310円。往復の料金設定のみとなっています。
今回購入したのは錦帯橋の往復と岩国城へ登るためのロープウェー往復、そして岩国城の入場券のセット券です。
セットで購入すれば970円と少しだけお得に購入することができます。
先ほど河原から眺めた際にも見えていましたが、アーチ状の橋がいくつか連なっている形の錦帯橋。実際に渡り始めるとかなりの高低差があり、渡るのも少し苦労します。
江戸時代に架けられた初代のように完全に木造というわけではありません。川の洪水で流された際に、木造での再建を諦めるという話が上がったそうですが、市民の活動によって、江戸時代から続く工法と木造で再建されることになり、現在の姿があります。
市民の願いによって続いてきた、そんな歴史を踏みしめながら渡っていきます。
きっちり昔の橋を再現しているからか、欄干の部分は最近の橋に比較すると、若干低くなっています。それがちょっと恐怖心をあおります。
アーチ状の一番上の部分からだとかなりの高さを感じます。その代わり景色はだいぶ良く見えます。
河原には駐車場が用意されており、川の水かさが増えたらどうするのかななんてどうでもいいことを考えてしまいました。
錦帯橋を渡った先には
景色を楽しみながら、写真を撮りまくりながら錦帯橋を渡り切りました。
その先の岩国城へ登るロープウェー乗り場まで歩いて向かいますが、その途中にも見どころはいくつかあります。
まずはこちらのお店。むさしというお店ですが、日本一ソフトクリームの種類が多いお店としてテレビなどでもよく取り上げられるお店です。
残念ながら冬の時期ということもあってお店はやっていませんでした。要リベンジですね。
ちなみにむさしの少し先には小次郎というお店もあります。
こちらもかなりの種類のソフトクリームがあるそうで、同じ山口県巌流島の決戦のように、ここ岩国でもソフトクリームで対決が繰り広げられているようですね。
最後に公園内にあったユニークなこちら。その名も実験橋です。
こちらは木造の錦帯橋を長持ちさせるため、ある工法で作られた実験橋です。ここに設置し訪れた人たちに渡ってもらうことで、この工法が錦帯橋に用いることが出来るのかどうかを実験しているということだそうです。
どんどん渡って、実験に貢献してあげましょう。
ということで今回はここまで。
錦帯橋は見方によってはただの橋ですが、江戸時代から続く伝統的な工法で作られた木造の橋です。
現在の機械的な冷たい橋と違って、その歴史をひしひしと感じるような温かみのある端になっています。いざ渡るとその高低差に少し恐怖心を覚えるというアトラクション要素もあるような観光地でした。
これが目的で訪れるということはそこまでないかもしれませんが、岩国に寄った際には立ち寄ってみてもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。