こんにちは。
部屋で天然温泉を楽しめるホテルってよくありますが、だいたいめちゃくちゃに高いですよね。
今回は比較的リーズナブルにお部屋で天然温泉を楽しめる富山のホテルを紹介します。
今回は西日本周遊旅の1泊目の宿泊記をお送りしたいと思います。
1泊目に宿泊するのは御宿野乃富山。筆者がよく利用している共立リゾートのドーミーインの和風版。
天然温泉にサウナ、そしてご当地グルメをたくさん取り入れた朝食とドーミーインの良さは残しつつ、和風な宿に寄せている野乃。
筆者も初めての野乃の宿泊ということで、しっかりレポしていきたいと思います。
今回の宿泊はダブルルーム1泊朝食付きで1万円ほど。一休のセールで予約したので少し安くなっています。
通常のドーミーインよりかは若干高めの値段設定かなという印象です。
以下目次です。
それではスタート!!
和風ドーミーイン野乃富山
富山市内の観光を終えて今回の宿泊地である「天然温泉 富山 剱の湯 御宿野乃」に到着しました。
外から見ても和風のホテルというコンセプトがはっきりとわかるようになっています。
というのも…
野乃富山の少し富山駅寄りにはドーミーイン富山が位置しており、和風ドーミーインと呼ばれる野乃との違いをはっきりと認識することができるのです。
こちらのドーミーインも今度泊まる予定があるので、その時にしっかりレポしていきたいと思います。
1階にはフロント、いや帳場があります。さすが和風。ネーミングにもこだわっているようですね。
野乃の特徴として、チェックインしてすぐ靴を脱いで上がります。
複数回外に出たり宿に入ったりするときは少し不便かもしれないので、チェックイン前に色々済ませておきたいですね。
客室のある廊下も和風。畳敷の床に照明も和風になっており、コンセプトがしっかりと統一されています。
これだけ見るとビジネスホテルとは到底思えないですよね。
和風のお部屋紹介
今回のお部屋は3階。客室は2階以上にあるので低層階になります。
部屋のドアを開けるとまずは壁。右側に客室が広がっているあまり見ない構造になっています。
右側にあった扉を開けると、畳敷きの部屋が広がります。
部屋の広さは16㎡。ビジネスホテルとしては平均的ですが、水回りにスペースを割いているのでそこまで広くは感じません。
ダブルルームなので2人利用もできますが、2人だとちょっと狭いかもしれません。
窓側にはデスクとテレビがあります。
デスクの高さも椅子の高さも低め。和風ビジネスホテルとはいっていますが、実際に仕事をするなら通常のビジネスホテルの方が快適かもしれませんね。
テレビではもちろん通常のドーミーインと同じように混雑状況などを確認することができました。
こちらはベッド。ダブルなので1人だとめちゃくちゃ広く使えて快適でした。
ベッドサイドには電源などもしっかり完備。ベッドの両側にあったかは記憶ないです。
テレビの下には冷蔵庫があります。
中にはミネラルウォーターが2本も。ありがたすぎます。
サイズも大きめで買って持ってきたものを冷やして置けるスペースがあります。
冷蔵庫の横にはお茶セットと電気ケトルがあります。
特に飲んでいませんが、和風ということでお茶とかもこだわりあるんでしょうか。
陶器っぽいカップが用意されているのも和風を意識していそうです。
デスクの横にはハンガーと消臭剤。
クローゼットはないので、上着などこちらに掛けることになります。
濡れたタオルは写真右側に見切れていますが、専用の掛けるところが用意されています。
ハンガーの下には大浴場へと持っていけるタオルなどのセットが用意されています。
こういうのは有難いですよね。
また見切れていますが隣には空気清浄機も置いてあります。冬の必需品ですね。
タオルなどが置いてある棚の下の部分には金庫と館内着が収納されています。
ドーミーインではほとんど館内着で過ごすことができるので楽です。
続いては水回りを紹介。部屋の左側にあります。
まずは洗面台とその奥がトイレになっています。
洗面台の下にはアメニティが収納されていました。
歯ブラシはドーミーインのロゴでしたが、それ以外は野乃のロゴ。新鮮です。
こちらにアメニティが収納されているので、洗面器の横はスペースが確保されています。広々使えるのはいい事ですよね。
アメニティの下にはドライヤーがありました。使わないので良し悪しは不明です。
最後に部屋からの景色です。
3階ということで視界はそこまでありませんが、大通りに面しており人や車の流れを見ることができます。また空もしっかりと見えるのでそこまで眺望が悪いわけではありませんでした。
部屋で天然温泉が楽しめる!!
先ほどの部屋紹介とは別で部屋についているお風呂を紹介したいと思います。
ダブルルームには洗い場付きのバスルームが付いており、しかも天然温泉、檜風呂です。
そこまで広くはありませんが、1万円程度の宿泊費で部屋に温泉が付いているなんてすごすぎませんか!!
筆者的にはめちゃくちゃ感動しました。朝しか入ってないけど。
洗面台の横に湯張りのボタンがあり、こちらを押すと自動で温泉を溜めてくれます。
足りない時など追加ができるボタンもあった気がします。
温泉があるホテルに宿泊すると朝も大浴場へ行く筆者ですが、部屋にあるなら行く必要はありません。
寝起きでベッドを出て、そのまま温泉に浸かれる。これほど幸せなことはありません。最高の時間でした。
天然温泉ということでお湯の色も大浴場と同じような色でしたね。
充実のサービスと館内施設
それでは野乃のサービスや館内の施設を紹介していきたいと思います。
写真はありませんが、大浴場は2階にありだいぶ広く打たせ湯や岩風呂などいくつかの種類が楽しめるようになっていました。もちろんサウナもあります。
そして夜の湯上りサービスといえばアイス。4種類の充実したサービスでした。
朝の湯上りサービスは乳酸菌飲料。こちらも風呂上がりには最適です。
湯上り処にはアイスや乳酸菌飲料などのサービスもありますが、これだけの数の漫画も置いてありました。
ラインナップをしっかり確認しているわけではありませんが、多い方ではないかと思います。
同じく2階には自販機コーナーもあります。
通常の自販機とアルコールの自販機、そして瓶牛乳の自販機があります。
牛乳の自販機には富山で製造されているらしいラムネや富山の八尾乳業の瓶牛乳が販売されており、地域色を感じました。
宮崎のヨーグルッペがあるのはちょい謎でしたけどね。
こちらは同じく2階に位置しているレストランです。湯上り処として夜の時間帯も解放されていました。珍しい。
夜鳴きそばも朝食も会場はこちらになります。ドーミーインの中では広い方かと思います。
朝食時は写真が撮れなかったので、夜に撮影したものですがこのカーテンが閉められているカウンターに朝食が並んでいるといった感じです。
夜の時間帯にも関わらずドリンクは頂けるようになっていました。
湯上りにサービスのアイスとドリンクを頂けるのは嬉しい限りです。
筆者はご当地系に弱いので八尾乳業の瓶牛乳を購入しました。おいしかった。
富山名物たっぷりの朝食
最後にお待ちかねの朝食タイムです。
2日目は朝早いスタートだったので6時半に行きましたが、空いていました。
富山名物でいうと、海鮮丼、蛍いかの沖漬け、蛍いか生姜煮、かまぼこなどがありました。
その他に定番メニューとしてサラダや、揚げ物、小鉢もしっかりと品数が揃っています。
目玉ともいえる海鮮丼の具は4種類。ぶり、甘えび、ズワイガニ、いくらでした。
これだけでも朝食が華やかに、楽しくなります。しかも富山といえば海鮮。
ご当地グルメを朝食で味わえるのは野乃でもドーミーインと全く同じ安心です。
デザートはフルーツ系にぶどうゼリー、みたらしだんご、ケーキにヨーグルトと和洋のデザートが用意されています。
種類が猛烈に多いわけではないですが十分満足できました。
ということで以上宿泊記でした。
初めての野乃の宿泊。一言でいうと最高。
まずは畳敷きというのがリラックスできました。普段家にいる感覚と近いというのがあるんだと思います。
そして部屋の檜風呂かつ天然温泉。これがもう言葉にできないくらい最高です。
一部の部屋にはシャワーしかないところもありますが、野乃富山を楽しみ尽くしたいならぜひ天然温泉檜風呂付の部屋を選んでみてください。
他にも安定のサービスもあり、リピートしたくなる宿でした。
次回から2日目に突入。
もう少し富山を観光したのち、石川福井と移動して、2日目は滋賀県米原まで向かいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。