こんにちは。
今回も西日本周遊旅の様子を書いていきたいと思います。
旅は2日目。2日目は移動距離もなかなかの長さになるのですが、午前中は引き続き富山を観光します。
向かうのは氷見。高岡からローカル線である氷見線を利用して氷見に向かいます。
氷見は氷見うどんに代表されるようなグルメもあり、富山湾越しの立山連峰を望むこともでき、さらに藤子不二雄Aの出身地ということでキャラクター関連の観光地もあります。
そんな氷見を観光していきます。
以下目次です。
それではスタート!!
氷見線に乗って氷見へ
御宿野乃富山をチェックアウトし、歩いてやってきたのは富山駅。
1日目と同じようにあいの風とやま鉄道に乗車して氷見線の始発駅である高岡駅を目指します。
富山駅に停車中の列車は特急ひだ。高山や下呂など温泉地を通りながら岐阜、名古屋を目指す特急です。いつか乗りたい。
高岡駅へとやってきました。
あいの風とやま鉄道は4両でしたが激混み。流石の朝ラッシュでした。
一方、氷見線は1両。混雑は特になく乗客全員が座れるくらいでした。
こじんまりした駅でしたが、高岡から乗車したお客さんは雨晴か氷見どちらかで降りている感じでした。ほぼほぼ観光客ですね。
氷見のまちにはキャラクターがいっぱい
氷見駅から氷見観光を始めていきます。
目指すのは2キロ近く離れた道の駅。ぶらぶら歩きながら氷見市内の観光を楽しんでいきます。
氷見市内には写真の看板にあるように藤子不二雄Aのゆかりの観光地が点在しているので、それぞれ回りながら番屋街へと向かいます。
氷見市内では案内図もこのようにして藤子不二雄Aの漫画のキャラが描かれています。
こうやって一貫してるとこポイント高めです。好きな人は嬉しいはずなので。
氷見駅から氷見市中心部へ向かう途中に通る駅前通りには怪物くんのキャラクターたちがお出迎えしてくれています。
怪物くんというと筆者は世代的にアニメよりも実写のイメージが強めです。
他にも忍者ハットリくんのカラクリ時計やキャラクターの像がたくさん置かれているまんがロードなど色々ありますが、続いて紹介するのは北の橋。
藤子不二雄Aの代表する4作品のキャラクターたちが橋の欄干の角4つに置かれています。
キャラクターブリッジという名もつけられています。
ひみ番屋街でリラックス
氷見駅から氷見市内を観光しながらぶらぶら歩いて30分近く、ひみ番屋街に到着しました。
ひみ番屋街は道の駅となっており飲食店やお土産屋、魚屋などが軒を連ねる施設となっています。
番屋というのは漁師の作業小屋のことを言い、それが並んでいるような外観をしていることから、番屋街という道の駅になったそうです。
館内にはフードコートもあり、気軽に食事を楽しむことができます。
他にも回転寿司やレストランなど好みや食べたいものに合わせ、多数の選択肢があるのでお昼ご飯にはちょうどいい施設だと思います。
筆者の昼食は後で紹介します。
番屋街には小さいですが展望台があり、そこからは立山連峰や氷見漁港の沖にある唐島の様子を眺めることができます。
ひみ番屋街と道を挟んで広がるのは比美乃江公園。謎の階段のついている建造物は比美乃江公園の展望台です。こちらも立山連峰のビュースポットになっています。
ひみ番屋街には無料の足湯があります。
源泉かけ流しの足湯で、もちろん富山湾と立山連峰を眺めながら温まることができます。
足湯だけじゃ足りないという方には、ひみ番屋街の隣の敷地には氷見温泉郷総湯があり、ゆっくり天然温泉に浸かることができます。
総湯では立山連峰を望める露天風呂もあるみたいです。
ひみ番屋街から道を挟んだお隣、比美乃江公園へとやってきました。
残念ながら立山連峰の姿をはっきりと見ることは叶いませんでした。残念。
綺麗に見えると手前の案内板のようになるみたいです。
手前に浮かんでいる島は唐島。富山県の天然記念物に指定されているようで、地質学的に貴重な何かがあったり、信仰の島としての役割も持っているそうです。
さてひみ番屋街周辺をぶらぶら散歩したのちに昼食の時間。
氷見にもいろいろな名物グルメがありますが、今回選択したのは氷見うどん。
細いながらもしっかりコシがある、他のうどんとは一線を画すようなおうどんでした。
温かいうどんを食べた後はジェラートを頂きます。
注文したのは富山県産コシヒカリと富山県産シルクスイート。どちらも富山県のもの。
コシヒカリの方はお米のつぶが入っていて食感が他にはない感じになっていました。
シルクスイートはさつまいものブランド名ですね。こちらもスイートの名に恥じない甘さでした。
氷見駅へと戻る
ひみ番屋街で少し早めのお昼ご飯を堪能した後は、次なる目的地へ行くために氷見駅へと戻っていきます。
ひみ番屋街は駅から歩くとだいぶ距離があります。片道は市内の見どころをぶらぶら歩きながらでもいいかもしれませんが、往復徒歩はなかなか疲れました。バスやレンタサイクルもあるようなので要検討です。
写真は氷見漁港にある忍者ハットリくんの壁画です。目立つ。
氷見駅へと戻ってきました。
氷見線は本数も少なく、1時間に1本ない時間帯もあります。
そのため列車の発車時刻が近づくと駅舎内の待合室には列車を待つお客さんで賑わい始めます。
駅舎内には観光案内所もあり、少しだけお土産などを販売しているスペースもありました。
こちらにあるのは腕木式信号機という昔使われていた信号機だそうです。
全国でも残っている所はそこまで多くないそうです。
ということで今回はここまで。
氷見は藤子不二雄Aの生み出したキャラクターたちに彩られ、とても色のある街のイメージを持ちました。が、とにかく人がいない。
ひみ番屋街までくると道の駅の機能もあるため、観光客でにぎわい始めます。
でもそこまで力を入れている中心部に人が集まっていないのはちょっと寂しいですね。
富山湾越しの立山連峰に藤子不二雄Aのキャラクター、氷見うどんをはじめとするグルメなど持っているポテンシャルは素晴らしいものだと思います。
認知度が上がってくればいいなぁ。
次回はこちらも名勝雨晴海岸をじっくりと堪能していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。