こんにちは。
本格的な冬に入り、外に出るのも億劫な最近。
でも冬に行くべき旅先もあるんです。それが北陸。雪景色に海の幸とまさにシーズン。
今回紹介するおトクなきっぷで旅を楽しみましょう!
さて今回お届けするのは11月の中頃に行ってきた壮大な旅の前半戦です。
北陸周遊乗車券というおトクなきっぷを利用して富山、石川、福井と旅をしてきました。
今回はそんなおトクなきっぷを紹介するとともに、旅行記もダイジェストでお送りしたいと思います。
詳細な旅行記は西日本周遊旅として、北海道の旅完結後にお届けする予定です。
以下目次です。
それではスタート!!
北陸周遊乗車券とは
まず北陸周遊乗車券についてですが、このきっぷは2日間2580円で新潟県の直江津から滋賀県の長浜に至るまでの路線に乗り放題となるものです。
購入には条件があり、JR東日本エリアから北陸新幹線の「新幹線eチケット」を利用して糸魚川~金沢駅に到着した方のみが購入できる切符になります。
新幹線eチケットとは、簡単にいうと、きっぷではなく交通系ICやモバイルsuicaなどで新幹線に乗車できるサービスです。
購入できる駅も糸魚川から金沢までの新幹線駅に限られ、購入時に新幹線eチケットの申込内容の確認画面を提示する必要があります。
購入するには
今回の旅では富山駅まで北陸新幹線を利用したので、富山駅のみどりの窓口で北陸周遊乗車券を購入します。
富山駅のみどりの窓口は新幹線改札のすぐ隣に位置しています。常に人が並んでいる状態だったので、混雑を考慮して旅程を組んでおくべきですね。
この旅で立ち寄った金沢駅のみどりの窓口もおかしい程に並んでいました。
みどりの券売機プラスというオペレーターと会話をすることのできる券売機でも購入できるそうです。
北陸周遊乗車券での旅の様子
ここからは簡単に旅行の様子を書いていきます。詳細な旅行記はそのうち書いていきますのでお楽しみに。
1日目は北陸新幹線で富山駅に到着し、北陸周遊乗車券を購入。あいの風とやま鉄道に乗りやってきたのは高岡です。
高岡では日本百名城でもある高岡城、日本三大大仏に数えられる高岡大仏、ドラえもんの作者藤子・F・不二雄の故郷であることからドラえもんに関連した観光名所が点在しています。
1時間半ほどをかけて高岡観光を楽しみました。
高岡観光を楽しんだ後は富山に戻り、富山市街を観光。
写真の富山城や世界一美しいと言われるスタバ、立山連峰が望める市役所の展望塔、ブラックラーメンなど名所やグルメをがっつり堪能してきました。
1日目は富山市内にある御宿野乃に宿泊。こちらも素晴らしい宿泊施設でした。宿泊記をお楽しみに。
2日目は再び高岡へと向かい、氷見線へと乗り継ぎます。
この北陸周遊乗車券はあいの風とやま鉄道やえちごトキめき鉄道、IRいしかわ鉄道などの3セク路線だけでなくJRにももちろん乗車することができます。
また、特急料金を支払えば、特急や北陸を走る観光列車にまで乗車することができます。
朝イチでやってきたのは氷見。
氷見でも観光を楽しみ、ご当地グルメの氷見うどんを味わいました。
氷見線で訪れることのできる雨晴駅。こちらは富山湾越しの立山連峰という絶景を望むことのできる雨晴海岸の最寄駅です。
果たして天気に恵まれ絶景を拝むことが出来たのか、旅行記をお楽しみに。
雨晴海岸を後にしやってきたのは金沢。
ちょっとくらい観光を…なんて思っていたんですが、まぁ激混み。人人人。
昨年3月にがっつり観光していましたし、今回は下車して駅周辺をふらふらするだけにしました。
金沢からは特急しらさぎを利用してショートカット。
北陸周遊乗車券の守備範囲があまりにも広すぎるので、長距離移動の際は積極的に特急利用をしてもいいかもしれませんね。
幸い金沢敦賀間は大阪方面のサンダーバート、名古屋方面のしらさぎと特急の本数が多い区間なので利用しやすいです。というか普通列車よりも本数が多いのでは…?というレベルですね。
最後にやってきたのは敦賀。がっつり観光をしたかったんですが、この日は水曜。
観光施設がことごとく休館、そして日没も早くそこまで十分には観光できませんでした。
それでも福井県も観光することができ、2日間みっちりと北陸を楽しむことができました。
果たしていくらお得になったのか
さて最後にどのくらいお得になったのか計算していきたいと思います。
以下は普通に乗車券を購入して乗った場合の切符の値段になります。
1日目 合計740円
富山→高岡 370円 高岡→富山 370円
2日目 合計4930円
富山→氷見 700円 氷見→雨晴 190円
雨晴→金沢 1080円 金沢→敦賀 2310円
敦賀→長浜 650円
2日間合計 5670円
というわけで3090円もお得になりました!!
すごい!!すごすぎる!!
この切符のおトクさに気付いていただけたでしょうか??
これだけ移動してしまうと、移動時間と観光のバランスが少し難しくなってしまいます。
ですが、そこまで移動しなくても、福井石川富山と3県を回るくらいでも十分におトクを感じられる切符だと思います!!
ということで今回はここまで。
筆者は富山県をしっかりと観光するのは久しぶりだったので、富山県中心のかんこうになりましたが、北陸周遊乗車券を使えば福井や石川ももっと楽しむことができます。
行きに北陸新幹線、新幹線eチケットを利用するだけでこんなにお得な旅ができるなんて使わない手はないですよね。
冬の北陸は雪景色にカニをはじめとする海の幸、温泉地もたくさんありまさにシーズンだと思います。
いつまでこのきっぷが販売されているのか明記されていませんが、ぜひお得な切符を使って北陸旅をたのしんでみてください。
次回は西日本周遊旅後半戦、関西どこでもきっぷを紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。