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【ソラシドエア搭乗記】ピスタチオグリーンの機体で大分へ!

こんにちは。

今回はソラシドエアの搭乗記をお届けします。

ピスタチオグリーンの鮮やかな色が特徴のソラシドエアは、九州宮崎を本拠地としており、羽田や九州を結ぶ路線、沖縄と全国各地を結ぶ路線を主に就航させています。ANAとのコードシェア便が設定されており、ANA便名で搭乗することも出来るようになっています。今回は元々ANA便に搭乗予定でしたが、少し早い便に変更した結果ソラシドエアでの運航に初めて搭乗することとなった棚ぼた的な展開です。

羽田九州線は西日本を横切って飛んで行くため、空からの景色も見所が多くあります。機内サービスも含めて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

ソラシドエアは羽田の2タミから

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2023年はJALのステータス修行をしていたこともあって羽田空港の第2ターミナルから出発するのは超がつくほど久しぶり。中でも今回搭乗するソラシドエアは北側の端のゲートを使うことが多いため、保安検査場も最も北側のAを利用して制限エリア内へと入っていきます。


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搭乗口近くまでやってきました。少し遠く感じますが、写真正面の機体がこれから搭乗するソラシドエアです。機材はボーイング737-800型機で統一されており、同じミドルコストキャリアであるスカイマークと同じサイズの機体です。

機体のカラーは主に白となっていますが、垂直尾翼やエンジンなどにはピスタチオグリーンがあしらわれています。

 

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搭乗口は54番と第2ターミナル北側の最も端にある搭乗口です。第2ターミナルは特に行き先で搭乗口が別れているということはなく、基本的にエアドゥやソラシドエアといったANAコードシェア便で間借りしているような便が端っこのゲートを使いがちとなっています。

 

南国ピスタチオグリーンの機内

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使用機材到着遅れで30分遅れて搭乗開始。お隣には同じリージョナルプラスウイングスでANAとのコードシェア便の仲間であるエアドゥがいました。

今回の座席は進行方向左側の座席、ピスタチオグリーンのウイングレットがよく見える位置です。ANA便名でソラシドエアの航空券を購入すると、指定できる座席も限られてきます。


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座席周りですが、LCCではないので座席の幅等が狭いということはありません。ヘッドレストカバーはイメージカラーのピスタチオグリーンでソラシドエアのロゴが描かれています。機内全体的に緑を中心とした爽やかなデザインになっており、これから九州をはじめとした南国へ向かうに雰囲気を機内から感じることができます。

 


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座席背面はご覧のようにディスプレイ等はなくシンプルな仕様。それでもタブレットスタンドが用意されており、機内では自らの端末を使って楽しめる機内エンタテインメント「ソラタイム」もありました。

また、この機材には座席下にUSB電源が用意されていましたが、全ての機材に統一して設置しているわけではないとのことなので、注意が必要です。

 

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背面テーブルの上にはご覧のような冊子が入っています。機内誌はソラタネというオリジナルのもの。そのほかに機内サービスのご案内も入っています。後ほど紹介しますが、この機内サービスもソラシドエアでしか楽しめない特徴の一つとなっているので要注目です。

 

大分空港へ空の旅

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それではここから機窓からの景色を中心に大分空港への空の旅の模様をお届けしていきます。

羽田空港は1.2どちらのターミナルビルも搭乗橋のあるスポットの増設工事を行なっている関係で、最近ではバスによる搭乗となることも増えています。今回は朝の出発ラッシュが落ち着いた時間帯で、オープンスポットにはそこまで飛行機がいませんでした。


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この日は南風運用だったので、北側の誘導路を回って第1.3ターミナルの間にあるA滑走路を南側へ向けて離陸します。ラッシュ時刻をすぎていることもあって、混雑もなく特に待たされることなく滑走路へと入り、離陸していきました。基本的に羽田空港は混雑がひどく、動いてから飛び立つまでに10分以上かかることもざらにあります。


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進行方向左側席は午前中だとお日様とお友達。まぶしくて日除けシェードを下げてしまいがちですが、ちょっとだけ我慢。羽田を離陸してちょっとすると、すぐ近くに冠雪した富士山の姿を眺めることができます。九州北部への路線は大抵、富士山のすぐ近くを飛行することになるので、進行方向左側座席に狙いを定めておきましょう。

 

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しばらくすると機内サービスが始まります。ソラシドエアはLCCではないので、もちろん無料のドリンクサービスがあります。九州の翼を謳っているソラシドエアでは機内のドリンクにもこだわっており、その最たるものがアゴユズスープ。長崎ではうどんの出汁にも用いられるアゴ、それに大分産の柚子の爽やかな香りを加えた絶品スープです。

ソラシドエアの代名詞とも呼べるスープで、機内販売にもラインナップされています。

 


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冬のフライトは空気が澄んでおり、地上の景色が綺麗に見えることが多くなっています。この日も例にもれず、九州路線ということもあって名古屋の景色(写真左側)や大阪湾の景色(写真右側)を楽しみながらのフライトとなりました。九州路線は西日本を横断していく形となるので、このように各都市を空から眺めることができます。

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天気が良すぎて、海が陽の光を反射してちょっと見にくくなっていますが、こちらは瀬戸内海、ちょうど真ん中には瀬戸大橋が見えています。四国山地中国山地が雲を阻み、晴れの日が多い瀬戸内気候を上空からはっきりと確認することができます。小学校の社会だか理科だかで習うやつですね。

 


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その後は瀬戸内海上空を飛行して、高度を下げ、陸地が見えてきたかと思うとそこはもう九州、大分県は国東半島。国東半島の先端あたり、海に飛び出しているような形で作られた埋め立ての空港である大分空港に着陸をしました。


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大分空港はそこまで広いターミナルビルを持っているわけではありませんが、東京や大阪等と結ばれており、空港アクセス面はアレですが、使い勝手は良くなっています。そして大分といえば温泉、空港に到着して即、大分にある温泉地がひたすら書かれたのれんがお出迎えをしてくれました。

 

ということで以上、初のソラシドエア搭乗記でした。

九州・沖縄を中心にして各地を結ぶソラシドエア。最近ではANAJALにも負けない強気のセールを度々開催しており、九州だけではなく沖縄路線でもその存在感を強く示しています。機内サービスでも有料のアルコール販売では沖縄ならではの展開となっています。ちょっとお安く、サービスは大手2社に引けを取らないソラシドエア。九州・沖縄に行く際にぜひ利用してみてください。

 

この記事は2024年2月中旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。