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【宿泊記】飛騨花里の湯高山桜庵 温泉を楽しむ駅近和風ホテル

こんにちは。

今回は岐阜県の高山での宿泊記をお届けしたいと思います。

宿泊したのは高山駅にほど近い共立リゾートの運営する飛騨花里の湯高山桜庵。和風のシティホテルで、温泉も堪能することが出来るホテルになっています。そしてドーミーインを運営する共立系列のホテルのため、サービスも充実。いつもの湯上りサービスに夜鳴きそばもあります。

そんなサービスや温泉を楽しむことが出来るのに宿泊料金も破格です。平日の宿泊で1泊1名朝食付きで7900円。全国旅行支援とポイントを駆使して3400円で宿泊することができました。そこから地域クーポンが3000円分ついてくると考えると破格すぎますよね。

部屋からサービス、高山名物を楽しめる朝食までじっくり紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

駅近アクセスの和風ホテル

高山駅から駅前の道を南側へと歩くこと5分ほど、かなり高さのある13階建てのこちらの建物が今回宿泊する高山桜庵です。高山駅周辺では高さがある目立つ建物です。

並びには東急ステイやメルキュールホテルもあり、いずれも温泉が付いたホテルになっています。

 

駐車場も完備されているので車での旅行にもピッタリです。そしてこちらは1階玄関の前にある足湯。無料で誰でも利用できるのですが休止中でした。

 

1階にはフロント、ここでも帳場という名が付けられています。御宿野乃との違いは、野乃は靴を脱いで下駄箱に閉まってからチェックインとなりますが、高山桜庵は帳場までは土足でチェックイン後に靴をぬぐというスタイルになっています。

また帳場の前には売店があり、高山土産やお菓子、アイスなどが販売されていました。さらにさらに観光案内や高山駅の列車の時刻表まである丁寧さ。温泉宿といった感じですね。

 

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帳場の横にはアメニティバーがあります。そしてこちらが下駄箱。靴をしまって館内へと入っていきます。

この日は混雑していたようで、靴箱がかなり埋まっていました。混雑具合がわかるのでいいですよね。靴箱のカギをなくさないように注意です。


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アサインされたのは11階の部屋。上層階になるので景色に期待が持てます。
廊下はこのように畳敷きになっています。アメニティとして足袋があったので、そちらを利用すれば館内でも素足で歩かなくて済みます。

 

和風のセミダブルルーム紹介

今回利用する部屋は16㎡のセミダブルルーム。部屋自体はコンパクトで広いわけではありませんが、シャワーブースとなっているだけあり、16㎡にしては広いかなという印象です。

ちなみに角部屋だったのですが、特に窓が2方向ついていたりというわけではありませんでした。

 

部屋を入ると左側にはタオルをかける場所とお茶セット、給湯できる電気ポットが置かれていました。電気ケトルではなくてポットなのが和風な気がします。

 

お隣には洗面台があります。シンクの右側のスペースが広い。

そして洗面台の下には冷蔵庫がありました。冷蔵庫の中は空っぽです。ただ割と大きめでした。

 

洗面台の向かい側には水回り。トイレとシャワーブースです。シャワーブースなのはドーミーインや御宿野乃と同じですね。

最上階に温泉大浴場があるので特にシャワーブースを使用することはありませんでした。

 

メインのベッドルームです。ベッドは低いタイプで、セミダブルサイズになっています。1人であれば広々と使うことができます。枕元には電気とエアコンが設定できるようになっていました。

 

ベッドの手前にはチェアとテーブル、そして空気清浄機があります。

ベッドが低いとついついベッドに腰かけがちになってしまい、こちらのチェアは結局ほとんど座らずじまいでした。テーブルの上には館内案内が置かれています。

 

壁側にはデスクがあります。デスク上には小さめですがテレビが置いてあります。デスクの方は広々でビジネスでも利用できそうなサイズです。

テレビの下には館内着が用意されています。そして映っていませんがデスクの左側にはクローゼットがありました。

 

部屋からの景色です。上層階になるので遠くまで見渡すことができます。方角でいうと西向きで、北アルプスや高山の古い町並とは反対向きになっています。

 

高山桜庵の西側真横に高山本線の線路があります。高山駅には近いのですが両数が短いので一瞬ではありますが、トレインビューも楽しむことができます。
本数が少ないので時刻表とにらめっこをしておく必要がありますが、しっかりトレインビューのホテルと言えるでしょう。

 

最上階に位置する貸切温泉

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最上階である13階には温泉大浴場と貸切風呂が3つあります。貸切風呂は予約や追加料金は不要、空いていれば入れるようになっています。手前から枝垂、白雪、東錦という名がついており、奥に行くにつれ広くなっていきます。

利用するときは手前についている札を使用中にして、中から鍵をかけることで貸切風呂を堪能することができます。

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真ん中の白雪に入浴してみることにしました。お風呂は岩風呂で大人2人が入れる程度の広さです。北アルプスや高山の市街地を望みながらの温泉は非常に癒されました。

時間帯としては15.6時台と8時台は空きがある印象で、夜の時間帯は待っている人もいた状態でした。また1番手前の枝垂は小さいので一番空いていたと思います。


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温泉大浴場はもちろん撮影はできませんがかなり広め。内湯にサウナ、露天風呂もあり、高山市街地や北アルプスを眺められるロケーションです。貸切風呂も魅力的ですが、温泉大浴場も当たり前のように最高でした。

 

充実の湯上りサービス


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館内施設を紹介していきます。宿泊した11階には自販機がありました。ソフトドリンクとアルコールそれぞれ1台ずつ自販機があります。

そして自販機の前からは高山駅の様子も眺められる位置に窓があります。

 


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ドーミーインと同じ共立のホテルということで、湯上りサービスが充実しています。午後の時間帯は写真左側のアイスが提供されています。種類としては炭酸ジュース系のアイスキャンデーで、チョコ系やバニラバーはありませんでしたが、これで十分ですよね。

朝の時間帯は写真右側の乳酸菌飲料です。この冷やされ方好きです。乳酸菌飲料だけかと思いきや同じ容器に入ったりんご味もあり2種類展開になっています。


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湯上り処では北アルプスの山々や高山の街を眺めながら湯上りのリラックスタイムを過ごすことが出来ます。どこにどんな山があるのか案内板も用意されていたのですが、残念ながら北アルプスは雲の中でした。晴れていたらきれいなんだろうなぁ。

壁側には同じ共立リゾートの運営するホテルのパンフレットが用意されており、次の旅行なんかも考えることが出来ちゃいますね。


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夜の時間には小腹満たしとして夜鳴きそばの提供があります。ドーミーインや御宿野乃でも提供されていますが、少しだけ時間が提供時間が短いのでチェックイン時にしっかり確認しておきましょう。

小ぶりなサイズではありますが、夜の時間帯ということもあってこのサイズが優しくてちょうどいいんですよね。

 

高山名物を楽しむ朝食

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さて最後にお待ちかねの朝食の時間です。朝食の時間帯は混雑状況によって変わってくるみたいなので、こちらも宿泊日のチェックイン時に要確認です。

レストランは1階です。こちらは土足厳禁エリアになるのでエレベーターで1階に到着してからそのまま来ることができます。


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朝食会場はそこそこの広さで座席数はかなり多くなっています。7時前に入りましたがまだ空席もあり混雑はしていなかったです。

写真のようにセレクトして持ってきました。品数は多く、朝食の定番メニューと小鉢系、そして高山ならではの名物メニューまで幅広く揃っていました。


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では高山名物のメニューを紹介していきます。まず手前は飛騨牛トマト牛丼。ご飯に乗せずに具だけもってきました。奥にはかぶら漬をはじめとする漬物各種です。高山は雪に閉ざされる地方ということもあり漬物文化がかなり浸透しており、様々な野菜の漬物を味わうことができます。


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こちらのお皿は高山名物がたくさん。手前から左回りで飛騨牛コロッケ、鶏ちゃん焼き、こも豆腐、漬物ステーキ、朴葉みそ、3つ飛ばして明方ハムです。

謎のグルメが多くなっていますが、まず鶏ちゃん焼きは味噌ダレに漬け込んだ鶏肉を炒めたもの。続いてこも豆腐はわらで豆腐を包んで茹でたもの。漬物ステーキは漬物の卵とじです。

あまり飲食店では出会えないような郷土料理を多く堪能することができます。


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デザートにはフルーツやケーキ、ヨーグルトもありました。ちょうど秋だったので柿があり、季節を感じることができました。

ドリンクにも飛騨牛乳、そして地元高山のコーヒー店イーグルコーヒーが用意されており、抜け目のないご当地の品ぞろえになっていました。これだけご当地の食事が楽しめるのなら大満足ですね。

 

 

ということで以上高山桜庵の宿泊記でした。

さすが共立リゾートのクオリティだなと納得できる宿泊体験になりました。特に温泉。最上階からの景色を眺めながらゆったりと温泉を楽しむことができました。貸切風呂も最高でしたし、空いている時間帯だったのか大浴場も人が少なくて最高でした。

そして朝食。高山の名物を一気に楽しむことが出来るホテルは他にあるんでしょうかね。これだけでも泊まる価値を感じるホテルでした。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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