こんにちは。
今回も名古屋と大阪の空に関連する観光地を巡る名古屋大阪空旅をお届けします。
旅は2日目、名古屋空港周辺の飛行機に関連する施設の見学を終えて栄に戻ってきました。この後大阪まで移動しますが、まだ時間があるので名古屋定番の観光地を訪れることに。
名古屋の定番観光地といえば、金のシャチホコで有名な名古屋城です。しかしこの名古屋城、定番かつ人気観光スポットにもかかわらず、少しもったいないことになっています。記事のタイトルでネタバレ全開にしていますが、天守閣に入れない名古屋城を紹介していきたいと思います。
以下目次です。
それではスタート!!
地下鉄名城線で名古屋城へ
栄から地下鉄名城線に乗車して2駅、市役所駅が名古屋城の最寄駅になります。
名古屋駅からだと栄か久屋大通での乗り換えが必要になるので少しだけ遠く感じます。実は新幹線の中からでも名古屋城の姿を確認できるほど近くにはあるんですがね。
市役所駅なので、名古屋市役所、さらには愛知県庁の最寄駅でもあります。城郭の敷地内に役所が立地しているのは名古屋も例外ではないようです。
市役所駅の7番出口が名古屋城への最寄出口になります。
7番出口を出ると「@NAGOYA」のモニュメントを発見。名古屋の観光スポットに置かれているモニュメントのようです。まあ…なんというか…言いにくいんですが、、、神戸にある「BE KOBE」的なものですよね。
7番出口から名古屋城の入口までは金シャチ横丁という飲食店が連なっている通りがあります。名古屋メシを味わうことのできるお店もいくつかありました。
地下鉄市役所駅から最も近い城内への入口である東門までやってきました。
こちらから城の中へと入っていくには入場料を支払う必要があります。名古屋を代表する観光地とあって、キャッシュレス決済も可能でした。
正門はまた別のところにあり、駅に近いのはこちらの東門なのですが、どちらかというと正門からの入場客が多いみたいです。車社会名古屋なので車で来るお客さんが多いのかもしれません。
かなり広い名古屋城の敷地
敷地内に入ってきました。といっても有料の敷地内というだけで、市役所駅などもすでに名古屋城の縄張りの中に建てられています。
東門から入るとすぐに見えてくるのは、二の丸庭園。庭園の規模としては日本一を誇ったそうですが、現在は復元されたもので範囲が限られてしまっています。また、城内北側の隅にあるのでちょっと目立たないですかね。ここまでくる人は少ないように思います。
まずやってきたのは西ノ丸御蔵城宝館。中は展示施設になっており、名古屋城の歴史や名古屋城の持つ歴史ある品々を展示しています。
普通ならば天守閣内部が博物館のような役割を担っているはずです。実際、名古屋城天守閣が公開されていた頃、内部では同じような展示がなされていたそうです。
名古屋城といえばシャチホコ。城宝館内には実際に城内の建物で使われていたシャチホコがいくつか展示されています。
金のシャチホコはさすがになかったですね。天守閣の上に載っているはずなので外に出て、上を見てみるしかないですね。
本丸にやってまいりました。近づいてくると圧倒的存在感の天守閣。
このまままっすぐ天守閣に進んでしまいそうですが、その前に左側の建物にお邪魔しましょう。左側に整列用のコーンが設置されていることからもわかると思いますが、天守閣に入ることのできない現在、名古屋城観光で最も見どころになる施設になります。
その施設がこちらの本丸御殿です。
本丸の面積の大部分を占めるほどの広さを誇る本丸御殿。建物自体は空襲によって復元されたものにはなりますが、2018年に復元されたばかりのものということもあり、かなり綺麗、かつ江戸時代の図面等を参考し、かなり忠実に復元されているので当時の豪華絢爛さを楽しむことができます。
こちらの本丸御殿は歴代尾張藩主の住居、そして藩の政庁として用いられた建物です。したがって様々な用途の部屋が多数存在しています。各部屋には解説がしっかりと設置されていたり、場所によっては係の方が解説してくれますのでじっくりと楽しむこともできます。
御殿内は迷路のようなっているのでしっかりと順路通りに進んでいかないと迷いそうになります。尾張藩、徳川御三家の権力と財力を感じる本丸御殿でした。
やっぱり天守閣には入れません
本丸御殿の見学を十分に楽しんだ後、やってきたのは天守閣。
訪れている観光客のほとんどが天守閣の方へと向かっていきます。もしかして中に入れる?入れなくてもめっちゃ近づけたり…なんて淡い希望を持ちながら天守閣の方へと進んでいきます。
はい、ダメでした。
まあさすがにわかっていたことだったので、そこまでショックということもなかったのですが、中にはここまで来て天守閣に入れないことを初めて知る観光客もいらっしゃいました。なんで来たんだよみたいな反応をしていたグループもいくつかあったので、やはり旅行の際は少しくらい調べてきましょうね…
名古屋のシンボルとも呼べる名古屋城の天守閣に入れない理由ですが、耐震性がなく地震等で崩壊してしまう可能性があることが原因だそうです。
実は初代の天守閣は空襲によって焼失。現在ここに建っている天守閣は復元された鉄筋コンクリート造の天守閣になっています。この復元は市民の寄付や熱い応援があったことで成し遂げられたそうです。
さすがに名古屋のシンボルをほったらかしにしておくわけにはいかないと、木造で当時の姿にできるだけ近づけた復元を目指しているようですが、完成時期等まだまだ決まっていないようです。今は市民の熱い応援や寄付はないんですかね。
ということで今回はここまで。
今回は空には関係ない回になりましたが、名古屋の定番観光地のまさかのもったいない事態が発生していました。
復元が正式に決まっても、実際に入れるようになるまでには時間がかかるはず。なるべく早く決めていただければいいですね。
リニアの開業とどっちがはやいか、見どころですね。
次回は大阪を目指します。ただ新幹線に乗ってもつまらないので、近畿の覇者ともいえる私鉄、近鉄の目玉特急列車を利用します。
最後までお読みいただきありがとうございました。