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【宿泊記】大阪新阪急ホテル 2024年閉館。さらば老舗の大ホテル!

こんにちは。

 

今回は西日本周遊旅の宿泊記をお届けしたいと思います。

富山石川福井滋賀兵庫と進んできた西日本周遊旅も折り返しの3日目。

この日宿泊するのは大阪駅のすぐ目の前にある大阪新阪急ホテル

900室を超える大型ホテルで阪急の大阪梅田駅に隣接、JRの大阪駅もすぐそばと利便性の高いホテルになっています。

しかし開業から既に60年近くが経過。2024年には閉館するというニュースも出ています。

そんな老舗ホテルの宿泊記を書いていきたいと思います。

今回はシングルルームで予約しましたが、空きがあったようでツインに変えていただきました。

1泊素泊まりで4000円ちょっと。この立地でこの値段は異次元の安さだと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

阪急梅田駅隣接の大型ホテル

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阪急の大阪梅田駅のすぐ横、JRの大阪駅とも道を挟んだ場所に位置している大阪新阪急ホテル。外観も歴史を感じます。

1階部分には関西空港伊丹空港行きの高速バス乗り場もありとにかく利便性が高い場所にあるホテルという印象です。


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エントランスを見ると4000円ちょっとで泊まれるホテルとは思えない仕様。

価格がシティホテルじゃないだけで、レストランや宴会場も備えられており、機能的には完全にシティホテルと言えると思います。

19時過ぎにチェックインしましたが、フロントは混雑。窓口の数も多かったですが、その分お客さんも多くいました。

客層は観光客からビジネス客まで様々でした。大阪駅の目の前という立地ならではですかね。

 

歴史を感じる内装

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エレベーター内も重厚感があり昔のホテルという印象を抱きました。

昔のホテルという印象はあるのですが、別に劣化を感じるとか清潔感がないとかそういうわけではないんです。そこが今も愛され続けている要因なんですかね。

客室階は4~10階とそこまで高いわけではありませんが、1フロアがとにかく広いので部屋数が多くなっています。


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各階のエレベーターホールはご覧の通り赤い絨毯が敷かれて豪華な雰囲気。

最近のシティホテルとは異なる雰囲気を感じます。そこまで泊まったことないけど。


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部屋に向かう途中に見つけたのは自販機と製氷機。各階にあるのかどうかはチェック忘れです。

自販機の値段は…水だけちょっと高いですかね。駅にはコンビニもあるのでそこまで困ることではありません。

 

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廊下はとにかく長ーい。

部屋数が900室オーバーなのに、客室階が7階分しかないので1階あたり100室以上あるんですよね。そりゃ長くなります。

 

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こちらのホテルはとにかくでかく、いくつかの建物がくっついている形になっています。
エレベーターから遠いところはめちゃくちゃ遠いのでちょっと歩くかもしれません。

今回はだいぶ近い方でした。

 

エコノミーツインルームの紹介

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それでは部屋の紹介です。

こちらはエコノミーツインルームで17㎡の広さ。予約していたシングルは14㎡だったので少しだけ広くなりました。

構造的には手前にバスルームで奥にベッドです。

 

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バスルームはユニットバス。

さすがに時代を感じますが、清潔感はあります。

 

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バスルームの横にはクローゼットです。

ツインルームということもありハンガーの数は多めです。

 

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クローゼットの下には冷蔵庫。

特に何も入っていませんが広めなので使いやすかったです。

 

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ベットは椅子を挟んで並んでいます。

デスクはあまり広くなくあくまで2人利用向きの部屋になっています。

 

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壁沿いには空気清浄機。

その横にはゴミ箱が2つ。分別するようになってました。こうやって別れてるなら全然分別も苦じゃないですよね。

映っていませんが右側にはテレビと小さめの丸テーブルがあります。

 

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デスク部分にはお茶セットに電気ケトルとミネラルウォーターが2本。ツインだから2本だったんだと思います。これはめちゃくちゃ嬉しい。

 

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その下、枕元にはコントロールパネルがありました。

このコントロールパネル時代を感じるポイントがあって、なんとラジオを聞くことができます。これは最近のホテルにはない装置ですよね。

 

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ひとつ気になるものがありました。こちらのシールです。
不要なものがあったらこのシールを貼れば捨ててくれるみたいです。

捨てていいものなのか忘れものなのかホテルも対応に困ることがあると思いますし、客側としてもこのシールがあればそこまで罪悪感なく捨てることができそうです。

 

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最後に窓から見える景色です。

景色的にはビルビューってとこでしょうか。見えるのは阪急大阪梅田駅の屋根やその向こう側に見えるビル群でした。

こちら側の部屋、もしくは同じ新阪急ホテルの客室が見える部屋、そしてJR大阪駅側に面した部屋と、部屋の位置によって眺望は大きく変わってくると思います。

 

 

ということで宿泊記は以上です。

さすがに開業から60年近く経過しているホテルで、所々にその歴史を感じさせる場所がありました。

特徴的なのはその古さが嫌な古さではないということ。汚いとかではなく、古き良きホテルです。アンティークってやつですかね。

再開発されてどのように生まれ変わるのかも気になりますし、現在開発中のうめきた地区には同じ阪急阪神第一ホテルグループのホテルができるということで、そちらも楽しみにしたいと思います。

 

次回は4日目。鳥取県を目指して移動していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。