こんにちは。
いよいよ旅行が近づき、ストックを大量に作っています。
楽しみすぎる。ちゃんと旅するの半年ぶりくらいですもん。前日寝れないかも。
さて今回は関西旅に戻ります。
旅は3日目最終日。青の交響曲、橿原神宮と奈良観光を満喫していますが、続いて向かうは平城宮跡です。
奈良と言えば!ともいえるレベルで有名な平城京。710年にできたから「納豆ねばねば平城京」なんて語呂合わせ、人生で何度も唱えたことがあるのではないでしょうか。
またおそらく関東の方は中学の修学旅行でほぼ確実に京都奈良を訪れるはず。
そのコースに入ってませんでしたか??
今回はそんな超が付くほど有名な平城京を観光していきたいと思います。
それではスタート!!
平常宮跡は公園として整備され、とても広い敷地になっています。
そのため様々な所から入ることができますが、今回は北側から朱雀門へと抜けていきたいと思います。
公園として整備されていることには間違いないのですが、めちゃくちゃに広いので写真のように植物生え放題になっている場所もあります。
少々迷いつつも、奈良時代っぽい建物が見えてきました。
事前に調べることもせず、マップすらなかったので勘だけで突き進んでいきます。
少し歩くととても整備されている空間に出てきました。
こちらは平城宮跡の北側に位置する第一次大極殿院のエリアです。
平城京に遷都された710年からの初期で使用された重要な建物で、天皇の即位や外国の使節との面会など、国の重要な儀式に使用されていたそうです。
先ほどの写真で右端に見えていた囲われた建物がこちら。
第一次大極殿院の南門の復元事業が行われています。
どうやら中に入ることが出来、復元作業の様子を間近で見学することができたようです。
これは復元作業中の今しか見れない貴重なことのようですね。
南門の前から平城宮跡公園の南側を望むと、ただっぴろい土地が広がるだけ…
朝堂院と呼ばれるエリアのようで、実際に平城京があった時代には内裏へとつながる回廊と、公卿が実際に政務を行う建物が立ち並んでいたようです。
今はただの更地ですが、その広さはしっかりと実感することができます。
反対に南側から第一次大極殿院の方を見ても、南門復元中の姿が見えるだけで、他はほとんど何も見えません。
それくらい広い土地が奈良のど真ん中に位置しているということに驚きです。
よくこの令和の時代まで残っていますよね。巨大商業施設を作るにはもってこいの土地ですが、さすがに歴史的価値のある土地にそんなもの作る企業はないですか。
そして近づいてきたのが朱雀門。
平城京の入り口には羅城門があり、それとはまた別の正門という扱いになっています。
奈良時代には常に兵士が配され、厳重な警戒が行われていたようです。
そんな朱雀門へ北側から向かう時に、写真の近鉄線の踏切に当たります。
平城宮の中に鉄道が走っているというなんとも不思議な光景が広がっています。
ちょうど通る際に踏切待ちに遭遇、近鉄特急が通過していきました。
裏を返せば車窓として平城宮の様子を観光できるとも言えますね。
ただ線路を移設する計画があるらしく、永遠にこの姿が残り続けるわけではないようです。
朱雀門は少しだけ高くなっているので、より周囲を見やすくなっています。
ここから第一次大極殿院のある北側を見ても、南門しか見えません。
ここまで他の建物、例えば現代的なビルなどが見えないとほんとに平城京を訪れているような錯覚を起こしそうになります。
いっそのこと駅でも作ってみたら観光地としては超画期的だとは思いますけどね。
でも奈良は少しでも土を掘ると文化財が出てきてしまうと聞いたことがあるので現実的ではないですね。
ちなみに近鉄の線路自体は、平城宮跡歴史公園が整備される以前からあったようで、別にわざと線路を敷いたわけではないようです。
間近から朱雀門を撮影。少し高台になっていると言いましたが、恐らく修学旅行生と思しき子たちがずらーっと座って休んでました。
そりゃ興味なければそうなるよねという感じ。何ならこの敷地で鬼ごっこくらいしたいよね、そのくらいつまんないよね、と同情。
修学旅行なんて友達といい思い出作るためのものだし、それで十分だよと心の中でアドバイスしてました。
道幅はなんと74mもあったとか。ほぼ100m走できちゃうじゃないですか!!
ここは集合写真スポットになっており、入れ替わり立ち代わり撮影していました。
ここまで天気がいいと映えていいですよね。
朱雀大路の両側にはお土産屋さんや博物館のように平城京を解説する建物もありました。
中はとにかく学生で混雑していて、全く写真は撮っていません。
結構じっくり見て回れるようにはなっていましたが、修学旅行生はどの時期も多いのではないでしょうか。
そして奈良といえばせんとくん。久しぶりに見ました。マスクしてました。
後ろの船はこちらも有名な遣唐使を派遣する際に使用していた船の復元です。
平城宮跡の中をぐるぐる歩き回っているとさすがに疲れたので、サイクルポートがあればどこでも返却可能なレンタサイクルを使いJR奈良駅の近くまでやってきました。
さすがにここまでくると人の流れが通常になってきました。
平城宮跡なんて8割学生でしたから。
JRでも大阪方面へ戻ることはできますが、今回は近鉄のフリー切符を購入していたので、近鉄で戻ることにします。
近鉄奈良駅とJRの奈良駅は1km程度の距離があります。近鉄線の方が写真の東向商店街や奈良公園などの鉄板観光地の近くに位置しています。
近鉄奈良駅は地下駅です。掘れば文化財の奈良県で地下駅とは思い切りましたね、
ここからは大阪方面だけでなく、京都方面へも1本で行けることができ、大変利便性が高い駅になっています。
大阪の西側では近鉄が完全に覇者になっていますね。
ということで今回はここまで。
奈良でいうと東大寺や奈良公園などの鉄板観光地が存在しますが、少し趣向を変えてと思い、平城宮跡にしたんです。
が、修学旅行生が大量に訪れていたのを見ると、余裕で鉄板観光地でした。
筆者が中学時代の修学旅行では、東大寺と薬師寺、法隆寺に飛鳥の方という感じだったので、平城宮跡はマイナーなものだとばかり思っていました。
復元事業が完全に終了したらまた電車と奈良時代という異次元の融合を楽しみに行きたいと思います。
次回は最終回。伊丹空港へ向かい飛行機で羽田へと帰ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。