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【旅行記】2020秋 山陰山陽鉄道旅⑩ スーパーおきの自由席から日本海を拝む

こんにちは。

ついに運転免許を取得しましたーー!!!

いやぁこんな時間かかるとは思わなかったですけど、取れてよかったです。

これからしっかり慣れて、島など車でしか行けないところも訪れたいです。

 

さてまだまだ続きます山陰旅。

今回は出雲を離れ、島根県西部の津和野に向かいます。

山陰地方から山陽地方を結ぶ路線はいくつかあります。だいぶ前に紹介した特急やくももその一つで、伯備線を通り岡山と山陰を結んでいます。

今回は山口線という島根県の益田と山口県新山口を結ぶ路線を利用し、新山口駅からは新幹線で広島へ向かいます。

山口線の途中駅である津和野駅で降りて観光をするとなったので、今回は津和野までを書いていこうと思います。

 

津和野までは特急スーパーおきを利用します。

スーパーおき鳥取から山陰本線山口線を通って新山口駅へと向かう特急です。

5時間走りっぱなしの超ロング特急ですね。

この特急の乗車記的なものが今回の記事の中心になっていくと思います。

 

それではスタート!!

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スーパーおきを待っている出雲市駅にて見たことない形の特急が入ってきました。

これはやくものパノラマグリーンというみたいです。

特急やくものグリーン車として運行され、大迫力の前面展望を楽しむことができるようです。

観光列車じゃなくても楽しめるのはいいですよね。

 

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やってきました。この四角い見た目が特急っぽくないのがスーパーおきです。

なんと2両編成。特急でも短いとは。

自由席を利用しましたが、出雲市駅到着時点では空席もあり、選べるほどでした。

出雲市駅からは結構な人数のお客さんが乗り込み、だいぶ席も埋まってきました。

 

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出雲市駅を発車するとしばらくは山陰ののどかな車窓を楽しむことができます。

そこまで田舎感はなく、適度に家や山や畑が混ざっている感じ。

うまく表現できません。

 

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そしてまたしばらくすると日本海の絶景が見え始めました。

山陰本線の醍醐味といった所でしょうか。

普段水平線を見ることはないのでテンション上がってしまいます。

 

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どこまでも続く水平線なんて思っていたのですが、左側を見ると謎の陸地が。

隠岐諸島は境港の向こうなので違うし、どこだろうなんて地図を見ると…

恐らく出雲大社の背後から境港の先まで続く丘陵地、島根半島と呼ばれる部分になると思います。

その手前に見えるのが出雲市街地などがある平野部分ですかね。

 

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だんだん海が近くなり、海との間には道すらない状態に。

かといって五能線のように手を伸ばせば海というわけではないんですよね。

よくここに線路引いたなという感想は持ちました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20210302151102j:plainこちらは車内で友人が食べていたおにぎり。出雲市駅のセブンイレブンで買ったみたいです。

岡山名物が出雲市駅で売っているとは!

ぜひ岡山に行った時に食べたい名物でもあります。

 

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出雲市駅の次の停車駅大田市駅にて同じ特急とすれ違いをしました。

後から調べると米子へ向かうスーパーおき2号のようでした。

ちなみに大田市駅世界遺産である石見銀山へのバスも出発する駅です。

石見銀山も一度は訪れてみたい場所ですが、アクセスが悪いのが難点です。

 

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このあたりで海を見ながら昼ご飯。

本来なら出雲市駅で何かしらの駅弁を購入と思っていたのですが、改札前にあった駅弁屋さんはお休み。(日曜なのに!?)

仕方なくセブンのおにぎりとなったのでした。(筆者はえびめし食べてない)(何食べたのか写真も記憶もない)

山陰ということでお供は大山の白バラ牛乳。これのアイスが食べたいんですが、まだ食べたことありません。

 

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車窓を見ていてひときわ目に着いたのがこの東横イン浜田駅です。

出雲市駅を出てからは全国チェーンのホテルを全く見ていなかったので、

少し感動。浜田は島根県西部の中心都市にあたるのでしょうか。

ちなみに浜田はドーミーイン出雲の宿泊記でも紹介した赤てんのふるさとです。

 

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海めちゃくちゃきれいじゃないですか??

日本海は荒れ狂っているイメージしかなかったので、こんなにきれいな海が広がっているとは、、、

と思っていたのですが、

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写真手前のあたり、結構漂流物があるんですよね。

写真ではそこまででもないですが、山陰の海岸では大陸から流れてくる漂流物がかなり問題になっているようです。

海洋汚染ってやつですね。レジ袋有料化の背景も海洋汚染を防ぐためだとか言われていますね。

 

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1時間40~50分くらいで島根県最西部の都市益田に到着。

益田からは山陰本線を離れ、山口線に入っていきます。

山陰本線日本海に沿って萩や長門、最終的には下関へと至ります。この先は特急がないので少し不便ですね。

山口線はどんどん山間を走っていきます。

 

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そして益田駅からは30分程度で津和野に到着。

津和野ではまとまった降車がありました。山陰の小京都とも呼ばれる観光地なので、

おかしくはないですね。

乗車も結構あったみたいです。

 

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乗ってきたスーパーおきの車体には鳥取県の梨の花と果実のロゴがありました。

山陰で走っている特急なので、このような地元の名物を背負っているという感じなのでしょうか。

にしても鳥取から山口なんて相当な距離を走りますよね。

 

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 ということで乗ってきた列車とはここでお別れ。

しばらく津和野観光を楽しみますが、それはまた次回です。

特急らしくないデザインだと思っていましたが、今ではなかなかお気に入りです。

 

 

ということで今回はここまで。

スーパーおき号は超ロング特急で、座れないなんてことがあるときつくなってしまいます。

しかしこの日は日曜で、まさにおでかけ日和といった気候。

そんな中でも完全に満席になるということはなかったので、そこまではいかないと思います。

筆者も始発から終点まで乗り通したわけではないのですが、区間的な乗車が目立ちました。

中でも出雲市、津和野ではだいぶ入れ替えがあったようです。

 

そしてなんといっても日本海の車窓を楽しむことができます。

新山口方面は進行方向の右側、鳥取方面は左側に日本海の絶景を拝めますのでぜひ。

指定席の状況は覗いていないのでわかりません。

 

あとは山陰本線で萩に行ってみたいという野望は今でも持っているので、そのうち行きたいですね。

それまでに幕末を勉強しなければ。銀魂は好きなんですけど、日本史では戦国が一番好きです。

 

次回は津和野を観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。