がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【搭乗記】スターフライヤー羽田関西 シックな黒の機体で快適すぎる空の旅

こんにちは。

 

今回は神戸大阪食べ歩き旅の行きに利用したスターフライヤーの搭乗記をお届けしたいと思います。この旅の行きは羽田から関西空港までスターフライヤーを利用して向かうことにしました。

その理由としては、スターフライヤーならではの割引運賃の存在です。スターフライヤーには26歳未満の若者が利用できるスターユースという割引料金があります。しかも事前予約が可能なんです。今回は1万円ちょっとで購入することができました。

JALANAにも年齢制限のある割引料金が存在するのですが、それを利用できるのは当日出発空港にて空きがあればという条件付き。もし満席なんてことがあれば大阪で待ち合わせしている友人の一人旅になってしまいます。

この旅行にはもってこいのスターフライヤー利用ということになりました。搭乗記自体は何度も書いている当ブログですが、スターフライヤーの搭乗記をお届けするのは初めて。JALANAとは一線を画すそのサービスや機体など、じっくりと紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

スターフライヤーとは

f:id:gawa67tabimaru:20220828101302j:image

まずはスターフライヤーという航空会社について軽く解説をしていきます。

スターフライヤー北九州空港を本拠地に、羽田~関空、山口宇部、北九州、福岡、中部~福岡の路線を運航している航空会社です。現在は運休していますが、中部と北九州から台北を結ぶ国際線も運航しています。

特徴は何といっても機体の色。黒の機体は誰もが一度は羽田空港などで目撃したことのある機体ではないでしょうか。飛行機の色としては異例な塗装をしているのがスターフライヤーの特徴です。

 

羽田1タミから出発

まずやってきたのは羽田空港第1ターミナル南ウイングの最も端。こちらにスターフライヤーのチェックインカウンターが位置しています。

本日利用するスターユースのプランでは年齢確認をしなければならないため、カウンターでの受付になります。実際に渡された搭乗券はANAのものと同じでした。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220828101502j:image

スターフライヤー専用の保安検査場を通り抜けて、しばらく歩いてやってきたのは1番搭乗口。スターフライヤーは1、2、3の搭乗口、もしくはバスラウンジからの出発になるのが普通です。

少し歩く距離はあるので、スターフライヤーを利用するときはちょっと余裕を持っていく必要がありそうですね。


f:id:gawa67tabimaru:20220828101451j:image

搭乗しました。使用機材はA320型機で、日本ではANALCCpeachジェットスターなどで用いられている機材になります。

スターフライヤーはほとんどの便でANAとの共同運航便になっており、受付等のグランドスタッフや地上支援業務のグランドハンドリングなどもANAの方たちが担当していました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220828101457j:image

朝の出発ラッシュの時間帯ということもあってか、隣、その隣とスターフライヤーの黒の機体が並んでいました。

第1ターミナルからJAL以外の航空機で出発するのはなかなか新鮮な感覚です。

 

快適すぎる国際線機材の内装

f:id:gawa67tabimaru:20220828101536j:image

それでは座席の紹介に移っていきたいと思います。

機内の座席も機体のカラーと同じように黒でまとめられています。

スターフライヤーはどの機体も全部で150席。同じA320を運航するpeachは180席と30席もの差があります。ゆとりある座席配置になっていることがここからわかると思います。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220828101541j:image

座席背面もしっかりと黒で統一されており、イメージカラーをブラさない姿勢が感じられます。

背面には個人モニターにテーブル、USBポートまでも設置されています。最近導入されている機材では個人モニターも当たり前になりつつありますが、それはANAJALに限った話。ANAJAL以外では見かけない充実の座席回りになっています。


f:id:gawa67tabimaru:20220828101546j:image

この日搭乗したのは国際線にも投入することのできる機体。そのため個人モニターも充実のコンテンツが用意されています。

好きなタイミングで番組等を見ることが出来るだけでなく、マップや出入国書類なんていうのもありました。機材によっては自由に操作できるものとそうでないものがあるようですが、スターフライヤーではどの機体にも個人モニターが完備されています。


f:id:gawa67tabimaru:20220828101550j:image

足元はこぶし1個分以上のゆとりある広さ。手のひらを横に広げることが可能なレベルです。

国際線とはいえそこまで飛行時間のかからない台湾までなので、それでも十分に広いと言えますね。

 

空の旅とならではの機内サービス

羽田空港のD滑走路から東へ向かって離陸します。

朝の時間帯はかなり混雑することが多く、離陸待ちが発生することもしばしば。スターフライヤーだから優先されないなんてことはないので、ご安心を。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220828102055j:image

離陸してしばらくするとドリンクサービスが始まります。このドリンクサービスにもスターフライヤーの特徴が現れています。

今回注文したのはオリジナルコーヒー。タリーズコーヒーとの共同開発した本格的なもので、コーヒーを注文するとチョコが付いてきます。このチョコとコーヒーの相性が最高すぎました。

他にも冷たいお茶やりんごジュース、オニオンスープなどがありますが、どれもスターフライヤーのこだわりを感じるラインナップ。ぜひ搭乗した時にはご賞味あれ。


f:id:gawa67tabimaru:20220828102049j:image

空からの景色ですが、今回は大阪へ向かうフライトで進行方向左側の座席に。いつもおすすめしているのとは反対側。太平洋とその沿岸を見ながらのフライトになりました。

ということでさらっと紹介にしておきます。この辺りは志摩でしょうかね。入り組んだ海岸線が特徴的です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220828102102j:image

紀伊半島上空を通過しながら関空へ向けて徐々に高度を下げていきます。

こちらは和歌山県の海南だと思われます。右側座席なら和歌山の市街地が見えていたはずです。

 

関西国際空港に到着

f:id:gawa67tabimaru:20220828102145j:image

南側から関西国際空港のA滑走路に到着。関西空港は2つの人工島からなっており、A滑走路と第1ターミナル、B滑走路と第2ターミナルが同じ島に位置しています。

もし反対側の島の滑走路と使用するとなると、離陸前や着陸後の地上走行の時間が莫大に増える形になっています。


f:id:gawa67tabimaru:20220828102136j:image

特に遅れることもなく関西空港へと到着しました。関空は到着の導線で縦移動することなくロビーに出ることが出来るので楽だし、早いんですよね。

今回利用した2月はまだまだ国際線も再開していない状況。関西空港は国際線がメインの空港になるのでガラガラな状況でした。

今後は国内線も国際線もリニューアルが進められるらしく、どのように変化するのか楽しみな空港の1つです。

 

 

ということでスターフライヤーの搭乗記でした。

あまり使ったことのない航空会社の利用で、申し訳ないのですがJALANAとの比較満載でお送りしました。

ただ上記2社と比較しても快適に感じる面が多く、利用したくなる航空会社だなという印象です。

いつか国際線も利用してみたいんですよね。というか2019年にスターフライヤーを使って台湾へ行く計画を立ててたんですけど流れてそのままになっています。

もう少し長距離での利用もしてみたいと思うような快適な空の旅でした。

 

次回は神戸大阪旅の観光編をお送りする予定です。あくまで予定ですが。

最後までお読みいただきありがとうございました。