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【旅行記】高岡をささっと観光 西日本周遊旅③

こんにちは。

富山にやってきて最初の観光は高岡。

高岡は駅周辺に観光地が固まっており観光しやすい街です。

今回はそんな高岡を観光していきます。

 

今回も西日本周遊旅の様子をお届けします。

旅は1日目。昼過ぎに富山駅に到着し、エキナカ8番らーめんで昼食。

午後は富山を観光していきます。まず向かうのは高岡。

本来ならば富山に到着してすぐにご飯を食べて向かうつもりが、富山駅でゆっくりしてしまったので1時間半ほどの時間しか観光することができません。

ということで高岡の回っておきたい観光地を1時間半でダダっと巡っていく高岡観光をお届けします。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

富山から電車で20分の高岡

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富山駅をじっくり散策したのち、あいの風とやま鉄道のホームへとやってきました。

昨年書きましたが、北陸周遊乗車券というなかなかに強いきっぷを用いて、北陸観光を進めていきます。

やはり雪が多い地域ということで完全に屋根に囲われた富山駅。めちゃくちゃ都会の駅に見えます。

 

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富山駅からあいの風とやま鉄道に乗車し20分かからないくらいで高岡駅に到着しました。

列車は2両編成だったのでなかなか混雑していました。高岡で降車がありつつ乗車もある、それなりに1日中賑わっている路線なのかもしれないですね。

この列車に乗っていけば金沢まで向かうことができます。


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高岡駅の改札を出た先には立山連峰が綺麗に眺められる場所があるんですよ。

それがこちら。あいの風とやま鉄道の線路があり、ちょうどビルに隠されずに立山連峰が見える!はずなんですが…

ちょっと雲がアレですね。まあ立山連峰が綺麗に見える日はそこまで多くないらしいんで、仕方ないですかね。


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高岡駅には万葉線という路面電車の駅もあります。

万葉線高岡市内を抜けてお隣にある射水市の越ノ潟駅までを結ぶ路線です。

途中までは路面電車らしく併用軌道で、その後は線路のみの専用軌道になっている不思議な路線です。


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万葉線高岡駅の目の前にある交通広場内にはドラえもんポストなるものが設置されています。

高岡市ドラえもんの作者藤子F不二雄のふるさと。その縁で市内各地にはドラえもんに関連した名所が点在しています。その一つがこのドラえもんポスト。

ここから手紙を出すとドラえもんの消印を押してもらえるそうです。

 

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高岡駅の古城公園口の方はしっかり整備されており、駅前の通りは路面電車が走りアーケードの歩道が整備されています。

とにかく目立つでかい建物はホテルと高校。駅前のビルに入っている高校ってなんかすごいですよね。地方都市だけど都会的。

 

高岡古城公園を散策

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高岡駅から徒歩15分ほど。高岡古城公園へとやってきました。

日本100名城に数えられる高岡城跡を中心とした広大な公園です。

城跡ではありますが、天守などの建物は残っておらず、城跡と呼べるのは古城公園の面積の3分の1を占める水堀くらいでしょうか。

 

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こちらが高岡古城公園の案内図です。明らかに水堀が多く残っていることが分かると思います。

公園内には市民会館にスポーツセンター、動物園や射水神社など城跡とはあまり関係ないような建物が多くあります。

観光スポットというよりも市民生活の場といった印象を抱きますが、そのおかげかとにかく賑わっている公園でした。

 

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まずは公園内にある高岡市立博物館をスピード鑑賞。100名城スタンプはこちらに設置されています。

基本的には高岡の歴史を展示解説している内容でした。

ほんとはじっくり見たかったんですけど、日没が早い秋~冬の旅行は1つ電車逃すのが命取りになってしまいます。ささっと見学して建物を後にします。

 

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続いてやってきたのは本丸に位置している射水神社

射水神社越中国一宮で、この高岡古城公園の北側に位置している二上山に鎮まる二上神(瓊瓊杵尊)を御祭神としている神社です。

二上山の麓に社殿があったそうですが、明治時代に現在に位置に遷座されました。

こちらは地元の方たちが散歩ついでに参拝しているといった様子で賑わっていました。

 

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射水神社の北側には本丸広場があります。ほんとに広場。

学生たちが部活動で練習していたり、犬の散歩をしている人がいたり、教えてもらわなければここが城跡とは思えないほど、ひたすらに公園といった印象をもちました。

 

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思ったより公園感満載だった高岡城ですが、まだまだ見どころがあります。

しかしここで時間切れ。次の目的地である高岡大仏へと向かいます。

写真は明治時代にかけられた駐春橋。この橋が大仏へと向かう最短ルートでここから200mほどの距離しか離れていません。

 

高岡大仏と高岡の街

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高岡古城公園から一瞬で高岡大仏へと到着しました。

こちらが奈良と鎌倉に次いで三大大仏に数える人もいる、高岡大仏。

高岡の地場産業である鋳造技術を結集して30年の歳月をかけて作られた大仏です。

思ったより街中に、さらっと建てられており、ちょっとびっくり。

奈良や鎌倉のように仰々しい入口とか壁とかに囲まれているということはなく、街の一部に溶け込んでいる感覚でした。

 

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大仏を観光したのちは高岡駅へと戻っていきます。

最近の旅行ではアーケード街をぶらぶらするのにハマっているんですが、高岡のアーケード街はこんな感じ。

お店はやってないし、とにかく人がいない。

百貨店はありましたが、活気を全く感じられませんでした。これが地方の現状か。

 

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万葉線の走る駅前の大通りを歩いて高岡駅を目指していきます。

そんなとき…

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ドラえもんトラムだあぁぁぁぁ!!

万葉線で1両だけ走っている特別塗装列車(ラッピング車両かな?)です。

まさか出逢えるとは思っていませんでした。

ホームページに時刻表は掲載されていますが、さすがに合わせている時間はなかったので無視していました。まさか走っているとこを見れるとは。嬉しいです。

車内もドラえもん一色になっているらしく、今度は乗ってみたいですね。

 

そんな感じで何とか時間内に高岡観光を終えて、富山駅へと戻りました。

 

 

ということで今回はここまで。

高岡城、高岡大仏と行きたかったところは回れたのでヨシとします。

高岡の街にはまだまだ見どころがたくさんあります。ドラえもん関係の観光地はこれでも一部。家族連れに嬉しい旅行地だと思います。

また高岡駅は2日目に行くことになる氷見や、チューリップの街砺波への玄関口になっています。

富山県旅行する際はぜひ高岡も回ってみてください。

 

さて次回は富山市へと戻り、日没と戦いながら富山駅周辺、市街地を観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。