がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】関西どこでもきっぷで竹田、鳥取、岡山へ!!

こんにちは。

行きたいところがあまりにもありすぎる筆者。

もちろん全て行き切ることはできないのですが、お得な切符があると一気に様々な所へと行くことができますよね。

前回紹介した北陸周遊乗車券を超える範囲が対象の、関西どこでもきっぷを紹介していきたいと思います。

 

今回は北海道シリーズに突入する前に、再び11月中旬に行ってきた大型旅の中からお得なきっぷを紹介したいと思います。

今回紹介するのは関西どこでもきっぷ。関西といいつつ結構広いゾーンが対象となっており、お得感が半端ないとんでもないきっぷです。

このきっぷを用いて、関西から山陰、岡山へと旅してきました。

欲張りな旅行を実現させてくれる関西どこでもきっぷ。きっぷの話と実際の旅の様子、そしてどのくらいお得になっているのかを紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

関西どこでもきっぷとは

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新幹線車内で撮影してるためかなり暗いですが、お許しを。

まずは関西どこでもきっぷについて紹介していきたいと思います。

関西どこでもきっぷは指定されたエリア内が2日間で1万円で乗り放題という破格のコストパフォーマンスを誇るきっぷです。

普通列車だけではなく、特急や新幹線も利用可能というあまりにもすごすぎるきっぷ。

関西といいつつも、そのエリアは北は敦賀、東は米原、南は新宮、西は鳥取や倉敷ととてつもなく広い範囲をカバーしています。(関西ってどこだよ…)

 

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よくあるフリーきっぷと異なる点が、6回まで特急や新幹線の普通車指定席が利用可能であることです。もちろん追加料金は発生しません。

指定席は発券前はe5489にて、発券後はみどりの券売機で指定を受けることができます。どこでもきっぷの券面にある星マークは指定席の交付回数を示しています。

きっぷの購入条件などはそこまで多くなく、誰でも利用することができます。7日前までに購入する必要があることと、JR西日本のe5489もしくは旅行会社経由での購入のみというくらいでしょうか。

 

旅の様子~DAY1~

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北陸旅を終えた翌日、米原から関西どこでもきっぷを用いた旅を始めていきます。

前日利用していた北陸周遊乗車券との兼ね合いで米原に宿泊しましたが、すごい街でした。詳細な旅行記をお楽しみに。

平日朝の通勤通学で混雑する新快速に乗車し、大阪を目指します。


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新快速で熟睡し、新大阪駅で下車。

ここから山陽新幹線に乗車し、姫路へ。姫路からは播但線を走る特急はまかぜに乗車し、この日の目的地である竹田へと向かいます。

なんだかんだ乗る機会のない山陽新幹線ということでウキウキ状態でした。

 

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この日の目的地は竹田城跡でした。

思ったよりガチの登山でへとへとでしたが、この景色は忘れられないほどの絶景でした。のちのち旅行記でじっくり綴っていきたいと思います。


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帰りは山陰本線和田山駅から特急こうのとりで大阪へと戻ります。

こうのとりの車両は昨年大河ドラマの主人公として人気が急上昇した明智光秀の塗装でした。

こうのとりの走る山陰本線福知山線の沿線には光秀にゆかりのある観光地が多く存在しています。関西どこでもきっぷはそういった場所を巡るのにも使いやすいきっぷです。

 

旅の様子~DAY2~

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2日目のスタートは大阪です。関西どこでもきっぷの有効期間は2日間。すなわち本日が移動可能な最終日ということで、ガンガン移動をしていきます。

朝日がビル街に反射するだけで、太陽の姿は直接確認できない朝7時に大阪を出発します。


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朝一番で乗車するのは京阪神と山陰は鳥取県を結ぶ特急スーパーはくと

金曜日の朝にもかかわらず指定席、自由席ともに混雑。旅行需要が復活していることを実感しました。

大阪から2時間半ほどで鳥取に到着。鳥取観光をしていきます。

 

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まずやってきたのは鳥取といえばの名所、鳥取砂丘

馬の背が思ったよりも急でビビりました。

同じ日本とは思えないような光景をじっくり楽しむことができました。

 

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続いて鳥取の市街地へと戻り、鳥取城、城内にある仁風閣を観光。

鳥取市街地を一望できる鳥取城からの眺めも良く、巻石垣をはじめとしたここならではのスポットを観光しました。

仁風閣も含めて、地元の人だったり観光客も多く賑わっていた印象です。


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鳥取を夕方に出発する特急スーパーいなばに乗車し、岡山へ。普通列車に乗り換えて2日目の最終目的地である倉敷へとやってきました。

せっかく移動が自由なきっぷなので行きたいところに一気に行くべきですからね。

到着時は既に真っ暗ですので、岡山観光は3日目に回し、宿でオンラインのゼミの授業を受けたのでした。

 

旅の様子~DAY3~

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関西どこでもきっぷ自体は有効期限が2日間と、すでに使えなくなっていますが、残された岡山を観光した様子を付け加えていきたいと思います。

この日は土曜ということもあり混雑を避けて朝に訪れた倉敷美観地区

時すでに遅く、観光客や修学旅行生などで大賑わい。お店がそこまで開いていないのでみなさん一様に散策を楽しんでいました。

 

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昼時に倉敷から岡山へと戻り、吉備津神社に後楽園と岡山鉄板の観光地を散策。

岡山城が大改修に入ってしまい、囲いに阻まれ全然見えなかったのは悲しいところ…

どこもかしこも大混雑、大賑わい。さすが土曜日といった印象。

それでもここまでお客さんが戻ってきていることは、観光業界にはとてもありがたい事ですよね。


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夕方には岡山空港へと移動し、羽田へは飛行機で帰ります。

夕暮れ時の東行きのフライトということで、徐々に暗くなっていく様子を機内から楽しむことができました。

 

いくらおトクになったのか

さてそれでは一番大事?ないくらお得になっているのかを計算してまいりたいと思います。

まずは本来ならどのくらいの値段がかかっているのかを計算していきます。

特急を利用していない区間は乗車券料金のみです。

 

1日目 12,450円

米原→新大阪 1,980円

新大阪→姫路→竹田 新幹線指定席、特急はまかぜ指定席利用 5,690円

竹田→和田山 190円

和田山→大阪 特急こうのとり指定席利用 4,590円

 

2日目 12,780円

大阪→鳥取 特急スーパーはくと指定席利用 7,220円

鳥取→岡山→倉敷 特急スーパーいなば指定席利用 5,560円

 

本来ならば2日間合計で、25,230円もかかっています。

しかし関西どこでもきっぷは1万円での販売。

よって15,230円もお得に旅することができました!!

JR西日本様、誠にありがとうございました。

 

 

というわけでこんなにお安く旅ができるきっぷ、逃すわけにはいきませんよね。

関西どこでもきっぷでも今回訪れなかった奈良や和歌山方面に行くこともできますし、

22,000円のどこでもきっぷではJR西日本全域、北陸から山陰山陽、博多まで周遊旅をすることができます。

移動と観光のバランスが少し難しいかもしれませんが、特急や新幹線を駆使すれば行きたかったところをいくらでも行けるまさに”どこでも”きっぷです。

12月26日利用分まで発売しているそうなのでまだ間に合いますよ!

ぜひ西日本各地を巡る旅行に出かけてみてください。

 

次回からの北海道の旅行記を書き終わり次第、今回の西日本周遊旅の旅行記に突入していきたいと思いますので、お楽しみに。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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