こんにちは。
初めて訪れる土地となると、お土産選びに難航してしまうもの。
小さい個数入りのお土産があると滞在中に試食できて、どれを買っていくのか検討できるのでいいですよね。
今回はそんな小さいサイズでも販売があり、もちろんお土産用の大容量もある徳島土産を紹介したいと思います。
今回紹介するのは2つ。
「金長まんじゅう」と「ぶどう饅頭」。
どちらも徳島を代表する銘菓で、どのお土産屋さんでも取り扱っていました。
二つともまんじゅうとなっていますが、全く別物。
そんなところにも注目して紹介していきたいと思います。
また、四国旅の最終回ということで、少しだけこの旅のまとめもしていきたいと思いますので、最後までお付き合いの程宜しくお願いします。
それではスタート!!
まず紹介するのは金長まんじゅう。
金長の由来ですが、阿波国に伝わる伝説がもとになっています。
その伝説とは、阿波狸合戦と呼ばれるもの。江戸末期にあったとされる狸たちの戦いの伝説です。
詳細は書きませんが、その主人公として今でもヒーロー的扱いを受けているタヌキの名が金長でした。現在この伝説から金長の像が小松島市にあるそうです。
昭和初期から存在している金長まんじゅう。当時としては珍しくチョコレートの皮が用いられています。
中の餡は甘さ控えめな白あんとなっており、少し苦みのあるチョコレートの皮と相まって大人な印象を抱くお菓子でした。
まんじゅうと名はついていますが、日本人のイメージするまんじゅうとは少し違う洋風な金長まんじゅうでした。
続いて紹介するのはぶどう饅頭。
まず阿波銘菓と書いてあるにもかかわらずぶどう。特に徳島ではぶどうが名物というわけではありません。
ではなぜぶどうという名称がついているのでしょうか。これはひらがなであることにポイントがあります。
ぶどう饅頭は徳島の誇る霊峰剣山の参拝者へと販売され始めたお土産でした。
その剣山は武道信仰で知られる山。武道からぶどうと名付けられたそうです。
なるほど。だからブドウには関係なさそうな徳島県でぶどう饅頭なる名物が生まれたんですね。
開封するとこれまた驚き。饅頭なはずなのにフォルムがどう見ても饅頭じゃありません。全国津々浦々饅頭にはいろんな形があり、饅頭の定義って果たして何なのでしょうかね。
こちらも100年以上の歴史を誇る銘菓で、餡にはミルクが練りこまれている所と、ぶどうの風味が足されている所がポイントらしいです。
見た目もぶどう色で、がっつりぶどう味かと思えばそういうわけでもないんですよね。
何ならぶどう饅頭栗味とかもも味とかなんなんだって感じです。
次に徳島に行くことがあれば、ぜひ他の味も食べてみたいですね。
ということで久々のお土産紹介はここまで。
饅頭と名が付いていながらも特徴的な2つのお土産を紹介しました。
いずれも他の県や地域では見たことのない、特徴的な徳島土産です。
もちろん他にも鳴門金時を用いたお菓子やすだちを使ったお菓子など正統派なお土産もそろっている徳島県。
訪れた際には誰かのために買ってみるのも、自分用として小さい数を購入してみるのもいいかもしれませんね。
さて今回で全18回を数えた四国制覇旅は最終回でした。
46,47県目となった高知県徳島県を訪れることが最大の目的だったこの旅行。
両県を無事訪れることができて、47都道府県踏破を達成できました!!わーい!!
高知も徳島も初めて訪れたということもあり鉄板観光地を巡るのみになり、桂浜や鳴門海峡など多少の消化不良も否めない旅になってしまいました。
再訪するための理由を残して置けてよかったとプラスに捉えることとします。
ちなみに四国制覇なのに愛媛がないじゃないかという指摘。まさにその通りなんです。
ということで12月に四国制覇延長戦として愛媛を旅行しようかと検討中です。
次回からは新シリーズ。9月にいってきた長崎・福岡の旅を書いていこうと思います。
この旅のテーマは飛行機。
どちらも再訪になるので、観光要素よりも飛行機とグルメに注力して楽しんできました。
最後までお読みいただきありがとうございました。