がーわのたびレポ

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【旅行記】男山の展望台と大阪の夜 関西歴史旅⑰

こんにちは。

筆者は年に1、2回大阪を旅行しているんですが、今年は今書いている1回だけになりそうです。

しかもこの旅も大阪は宿泊しただけなんですよね。

毎年行っているツーリズムエキスポが中止になってしまったので、余計に行く機会がなさそうです。

 

さて今回も関西歴史旅。そんなかすっただけの大阪の話も少ししていきます。

旅は2日目、石清水八幡宮を参拝し終えて、男山展望台へと向かいます。

そこからの景色を楽しんで、夕方頃と少し早い時間ですが、大阪へと向かいます。

大阪はそこまで観光したいところもなく、夕ラッシュ時間に突入してしまうので、特に観光することなくホテルに早めに入ることにしました。

夕飯まで一気に書いていきたいと思います。

 

それではスタート!!

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石清水八幡宮の本殿を後にして、参道ケーブルの山上駅の近くにある男山展望台へとやってきました。

木に囲まれて展望台感があまりないですが、奥に行けばちゃんと開けた場所になります。

自然いっぱいなので蚊が大量にいました…だいぶ刺されました…

夏の時期に訪れる際は虫よけ必須かもしれません。

 

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展望台からの眺めですが、広角もなくスマホのパノラマも上手に撮影できなかったので、まずは見える景色の案内と一緒に紹介していきます。

それも展望台から見える範囲がとっても広いんですよね。南は城陽、北は比叡山、西は嵐山まで見渡すことができます。

 

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方面別に見える景色を分割して書いていこうと思います。

まずは城陽方面。流れている川は木津川で京都南部から流れてきます。

こちら側は特徴的なものは特に見当たらなく、京都や奈良のベッドタウンになっているのか、住宅街といった印象を抱きました。

 

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続いてこちらは醍醐方面。左側手前にある山は伏見桃山城や伏見桃山陵の山ではないかと思います。

ということはその山の下あたりが、先ほどまで観光していた伏見の城下町ということになりますね。

ちょうど正面あたりが黄檗宗萬福寺、右端には宇治が見えているはずです…

望遠レンズもなければ、双眼鏡なんかもないので、肉眼で見える範囲がすべてになります。

 

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こちらは京都方面です。盆地がずっと奥まで続いているので京都の中心部があるわけだと納得できます。

写真ではボケてしまってイマイチわかりませんが、肉眼だとギリギリ京都駅ビル京都タワーを確認することができました。

京都の街並みをしっかり見たいのなら比叡山の方が近いしよく見えるのではないかと思います。

 

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こちらは天王山や長岡京の方面です。すぐ向こうに山が迫っており、手前の狭い平らな部分を淀川が大阪方面へと流れて行っています。

現在よくスポーツの首位決戦などで用いられる天王山は、ここ天王山が由来です。

本能寺の変後に秀吉と明智光秀の間で行われた山崎の戦いの中で、天王山で戦いが行われたことが語源になっているようです。

 

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他にも特徴的かなと思った景色を紹介したいと思います。

まずはこちら。この男山周辺で桂川宇治川、木津川が合流して淀川になります。

京都方面から大阪方面へと抜けるには天王山とこの男山の間を抜けていく必要があります。そのためこの男山の麓付近は交通の要衝となっています。

それを示すように、京阪電車が川をいくつも渡っている様子や、京滋パイパスなどの立体的な道路網を男山展望台からは見ることができます。

 

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天王山側に目を向けると、東海道新幹線が走っているのが見えます。

ちゃんと写真にも写っているのですが、わかりますかね…

この男山と天王山の間には東海道新幹線以外にもJR京都線、阪急、京阪が走っており、正確には天王山をトンネルで貫いていますが、名神高速道路も通っています。

まさに交通の要衝で、鉄道唱歌にも歌われているほどの場所です。

 

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前回の石清水八幡宮の回でも書きましたが、ケーブル山上駅と展望台を結ぶ階段はご覧のようにめちゃくちゃ急です。

近道ではありますが、危険だとの注意書きもあるので、迂回したほうがいいと思います。

しかもこの日は微妙に雨のタイミングもあり、路面がぬれている最悪の状況です。さすがに怖いので筆者は迂回して参道ケーブルの駅へと向かいました。

 

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だいぶ長いこと滞在した石清水八幡宮を後にします。

この後せっかく1日乗車券があるので一度京都方面へと戻り、 ふらふら観光しようと思ったのですが、出町柳駅を降りると大雨。

さすがに雨の中目的もなく歩く気も起きず、そのまま淀屋橋行きの京阪特急に乗り込みました。

 

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場面は飛んで、京阪の京橋駅です。

せっかくなので京阪特急のダブルデッカーに乗車したのですが、割と混雑するんですよね。

写真も撮れずに京橋駅に到着してしまいました。

夕ラッシュの時間に入りかけだったためか、京橋駅の乗換も大阪環状線も混雑していて、カメラを出せる状況にはありませんでした。


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ということでやってきたのは大阪梅田。

阪神百貨店の地下1階にあるスナックパークです。様々なお店が集まっているフードコート的な場所で、立ち食いなので気軽に立ち寄ることができます。

夕飯兼500円の立ち飲みをしようかなと思ってやってきましたが、蔓延防止かなんかで酒類は提供されていませんでした。


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ということで夕食は姫路名物えきそばです。

えきそばなんです。駅そばじゃないんです。

そばではなく中華麺、なのに和風だし。そばでもラーメンでもない謎の麺です。

基本的には姫路周辺でしか食べられないのですが、スナックパークには店舗があるんですよね。今回の旅行では姫路に行く予定がなくなったので、ここで食べれてラッキーです。

ちなみに横のご飯は、こちらも神戸名物のそばめしです。

大阪名物ではないですが、気軽にご当地グルメが味わえるのいいですよね。

他にもたこ焼きやお好み焼き、いか焼きなんかもありますよ。



ということで今回はここまで。

短めだった2日目も終わりました。観光だけでいうと、京都御苑に伏見に石清水八幡宮とそこまでがっつり観光しているわけではないのですが、歴史に城下町に神社に景色と筆者の好きなものを全部詰め込んだ理想的な観光ができたかと思います。

あとは筆者あるあるなんですが、旅行すると展望台に行きがちなんですよね。

旅先の街が一気に見渡せるのが好きなんですよね。地形がわかるというか、地理がわかるというか。

ただいっつも双眼鏡持ってくればとか、望遠レンズあればと後悔します。

いつになったら持っていくのでしょうかね…

 

さて次回は宿泊記です。朝食に大阪名物を堪能できるホテルに宿泊しました。

3日目は神戸や明石を観光して、少し早めに帰路につきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。