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【旅行記】石清水八幡宮参道ケーブルで男山へ 関西歴史旅⑮

こんにちは。

夏の甲子園が延期に延期を重ねてますね…

休養日がなくなってしまうようで、タイトな日程になりそうです。

 

さて今回も関西歴史旅を書いていきたいと思います。

旅は2日目の午後、京阪電車の1日乗車券を購入し京阪沿線の観光をしております。

伏見に続いて訪れるのは「やわたのはちまんさま」で親しまれる石清水八幡宮

もちろん神社としても観光スポットなのですが、男山と呼ばれる山の上に神社が位置しているため、見える景色も一流なんです。

今回はそんな石清水八幡宮へと上るためのケーブルカーを中心に書いていきたいと思います。

 

それではスタート!!

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伏見の街歩きを終えて京阪電車中書島駅へとやってきました。

大手筋商店街は伏見桃山駅の方に近いのですが、前回見た寺田屋までくると中書島駅の方が最寄り駅になります。

中書島駅の改札前には写真のような看板も設置。伏見観光の玄関口にもなっているようです。

特急が停車する駅なので大阪方面から来る際には利便性の高い駅になると思います。

 

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中書島駅からはこれまた京都南部の一大観光地である宇治へ向かう宇治線が分岐しています。

この日は時間に余裕があったので宇治方面へ行くことも考えましたが、雨予報が出ていたので回避。

実際に夕方になると雨が降ってきたのでナイス回避だったかもしれません。

いつか平等院鳳凰堂など訪れてみたいとは思っています。

 

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中書島駅から準急に乗って2駅。石清水八幡宮駅へとやってきました。

中書島駅からは準急が10分に1本走っているのでなかなか利便性が高いです。

さすが京都と大阪を結ぶ私鉄電車といった所でしょうか。

 

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駅の改札を出ると、ケーブルカー乗り場の案内ががっつりなされています。

駅周辺にももちろん住宅地はあり、住んでいる方が利用する駅でもあるとは思いますが、この駅を訪れる大半の人が石清水八幡宮への参拝のためなのではないかと思います。

その証拠に通常の改札のほかに。恐らく年末年始などの繁忙期用にケーブルカー乗り場に近い臨時改札も設置されていました。

 

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通常の改札からもそれほど遠くなく石清水八幡宮参道ケーブルのケーブル八幡宮口駅に到着します。

駅前に駐車場でもなく広い敷地があるのは混雑時並ぶときがあるということなのでしょうか。

通常の列車と同じく自動改札機があり、交通系ICも使えるようです。筆者の1日乗車券は改札に通すタイプでした。

 

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さてこちらがケーブルの車両です。

2019年にリニューアルされたあかねとこがねという車両で、マークには石清水八幡宮の神の遣いとされる阿吽の鳩が入っています。

リニューアルされる前までは京阪特急の黄色と赤のデザインの車両が走っていたようです。

 

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車内も車両と同じように赤と黄色の座席になっています。

このあかねとこがねのデザインのコンセプトとしては、ケーブルの片方が上ると片方が下ってくる様を太陽と月の関係に例えたところが始まりのようです。

 

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車内上部には参道ケーブルや石清水八幡宮についての豆知識が色々と書かれています。

この参道ケーブルの車内メロディは鉄道の車内チャイムや発車メロディを多く手掛けている向谷実さんが担当されているそうです。

 

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先頭からこれから登っていく道を見上げるとこのような形。

全長0.4kmとそこまで長くない路線にもかかわらず、高低差が80mも存在し、急斜面をガッと登っていきます。

ケーブルカーは安定していて怖さが無いですよね。筆者はロープウェイが怖いので、ケーブルカーは安心感があります。

 

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そうこうしているうちに乗客は筆者1人で出発しました。

30分間隔で1時間に2本の運行になっており、乗客がいる場合のみ2本追加され15分間隔での運行になるそうです。

今回、筆者1人のために不定期運行がなされました…なんか申し訳ない…

 

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しばらく上がっていくと線路が2つに分かれます。

ここで下りと上りの交換が行われているようです。

にしてもトンネルの中と橋の上で列車交換が行われているとは線路作った時の工事が大変そうですね…

 

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トンネルを抜けると男山橋梁があります。

ここからは下にある参道が見えたり、景色が開けるので、山頂展望台へと上がる前にフライングで眼下に広がる京都南部の景色を楽しむことができます。

 

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所要時間3分ほどでケーブル八幡宮山上駅に到着しました。

2つ目のトンネルを抜けるとすぐに到着となります。これまで登ってきた道が見えないのもちょっといいですよね。景色は展望台でのお楽しみにって感じ。

 

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こちらの駅は麓とは異なりだいぶ簡素な印象を持ちます。

が、しっかりと交通系ICをタッチする機械は置かれていましたね。

ここまでくると完全に山。虫やら鳥の鳴き声がめちゃくちゃ聞こえてくるようになりました。

 

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駅の中には乗車記念スタンプがありました。

公式ホームページでも記述があるほどだったので、乗車した際は記念に要チェックですかね。

ここから石清水八幡宮の参拝に向かいますが、それはまた次回にします。

 

 

ということで今回はここまで。

石清水八幡宮へ登るにはもちろん参道もあるのですが、ケーブルカーがあるとめちゃくちゃ便利ですよね。

京阪電車の中でも結構力を入れているようで、京都の観光地や宇治とともに石清水八幡宮へ行こう的な宣伝がなされていました。

山の上にあるようなお寺や神社にこんな簡単に登れてしまっていいのか、昔の人には少し申し訳ない気持ちにもなります。

 

次回は石清水八幡宮を参拝していこうと思います。キリが良くないので次回も短くなっています。

最後までお読みいただきありがとうございました。