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【搭乗記】JAL羽田関西 737国際線機材を使用した曇り空のフライト

こんにちは。

今回は羽田空港から関西空港までの搭乗記をお届けします。

東京と大阪の間は新幹線が強い存在ですが、飛行機も伊丹・関西・神戸の3空港へそれぞれ便が出ています。その中でも今回はJALを利用し関西国際空港へと向かいます。関西空港へはJALのほかにANAスターフライヤーが就航しています。東京という大きなくくりで考えると、成田からはpeachジェットスター関空へと就航しています。

料金なのですが、JALのタイムセールを利用し、6730円という破格の安さで購入しました。タイムスケジュールとしては羽田7:10発関空8:25着というダイヤです。

使用機材はボーイング737-800型機。国内線では主力機材ですが、今回は国際線用機材が投入されていました。

今回は東京大阪間の少し変化球な羽田関空線の搭乗記を、国内線用の機材との違いや、機内からの景色を含めて、少し長くなりますが書いていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

朝の羽田空港から出発

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日曜朝6時の羽田空港の北ウイングです。近畿路線は西日本ではありますが北ウイングからの出発となります。混雑しているほどでもありませんが、ガラガラというわけでもなく。恐らくはだいぶ客足戻ってきているのではないでしょうか。 

 

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11番ゲートからの出発です。一昨年同じ便を利用した時は24番ゲートという端っこのゲートだったので、今回は保安検査場にめちゃくちゃ近くてよかったです。

このあたりのゲートは保安検査場から近いこともあり、福岡や大阪などの幹線が利用することが多く、大型機が揃いがちです。その中で737を見るとだいぶ小さい飛行機だなと感じてしまいます。


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座って搭乗開始を待っていると、6月末に就航したばかりのスカイマークポケモンジェットが走っていきました。那覇下地島線に導入されているようです。これから夏休みになるので、お子様には喜ばれそうですよね。ポケモンというとANAのイメージでしたが、もうそのイメージも過去のものですね。

 

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出発時刻の15分前、6:55に事前改札が始まりました。

上級会員の優先搭乗は2組ほどしかおらず、すぐに機内後方座席の搭乗順が回ってきました。今回の座席は56A、進行方向左側の後方座席です。国際線機材のB737型機は20番台の座席がないので、56列あるわけではありません。

 

B737型機国際線機材の機内

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先に座席の紹介。まずは足元の広さですがこぶし1個分ほどでした。国際線機材ではありますが、737の国際線機材は日本と上海や釜山を結ぶ近距離国際線に投入されている機材なので、そこまで長時間のフライトはないのだと思います。そのためこの足元の広さでも特に不便はないのでしょう。

 

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国内線用機材と大きく異なる点としては個人モニターが各座席についています。最近は国内線でもA350や787には導入されてきていますが、国内線用の737にはありません。

しかし、ついてるだけで使用することはできないんです。安全のビデオだけこの画面で流れます。

 

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ひじ掛けには個人モニターを操作するためのリモコンが収納されています。が、モニター自体を使うことができないので、もちろん特に触る必要もなく、ただ写真を撮っただけでした。

個人モニターのほかにも、機内Wi-Fiサービスも国際線機材ということで利用ができない状態になっていました。こちらは死活問題になる方もいそうですね。搭乗前に機内でWi-Fi使えないよというアナウンスもありました。 

 

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足元にはフットレストが装備されています。こちらは国内線機材では見られないもの。国際線機材ならではの装備で、国内線737の機材には設備がない物です。

 

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背面テーブルです。国内線用とそこまで差は感じません。色が違うくらいですかね。ただそもそものシートの色が違うので、テーブルの違いというわけではないと思います。

 

雨の羽田から悪天候のフライト

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搭乗率はとても低く、前方はそこそこ埋まっていましたが、後方は点々としていました。ほぼ定刻で飛行機は動き出します。出たばかりのスポットにすぐ次の飛行機が入っていました。朝の羽田ということでそれだけ出発便が多いのでしょう。

 

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朝の出発ということで飛行機も混雑しているかなと思っていたのですが、すんなりD滑走路へと向かっていきます。いつもD滑走路からの離陸の時は、出発便が連なっていて飛ぶまでに待つのですが、今回は全く待ち無しで、そのまま滑走路へと入っていきました。

 

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出発から15分ほど、7:25頃に雨が強く降る中離陸しました。窓についている水滴にピントが合ってしまいました。だいぶ天気が悪く、それほど離れていない第2ターミナルの様子ですら見えません。雲も低く、離陸してすぐに雲の中へと入ってしまいました。

 

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長い間雲の中を飛行していました。雲の中を飛行している時は揺れに揺れていましたが、写真のような切れ間に出ると、一気に静かになりました。不思議です。 

 

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ベルトサインが消灯し、ドリンクサービスが始まりました。

ちょうど筆者の順番が回ってきたときに大揺れ。スカイタイムを頼んだにもかかわらず、フタ付きで提供していただきました。とにかく揺れていて、テーブルにおいて撮影できなかったので持ち上げて写真を。ピント合わせている余裕はないほどの揺れでした。

 

大阪湾を回りながらのアプローチ

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ベルトサインが点灯し、8時には着陸態勢に入っていました。見えているのは和歌山県の海南。機内Wi-Fiがなかったので、その時はどこを飛んでいるのかわかりませんでしたが、写真を見ながら地図で確認したところ、和歌山の海南でした。

 

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和歌山から紀伊水道を飛行し、見えてきたのは淡路島と徳島県の間にある鳴門海峡大鳴門橋が見えました。上空から渦潮見えたりしないかなと目を凝らしていましたが、さすがにそこまでは無理でした。

本来ならこの旅は徳島へ行く予定があったのですが、様々な事情で断念。上空から徳島観光できてよかったです。

 

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しばらく淡路島上空を飛行していると、何かひときわ目立つ建造物を発見しました。恐らくこちらは世界平和大観音という観音像のようです。宗教的なものというよりかは、観光地としての要素が強いようです。間もなく解体されてしまうようで、貴重な姿を見ることが出来たのかもしれません。

 

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淡路島付近で旋回し、神戸の街並みが見えるかなというあたりで雲に邪魔され景色が見えなくなってしまいました。

次に見えてきたのは船。船体のマークではっきりとわかりますが、こちらはさんふらわあのフェリーですね。大阪と別府、志布志を結んでいるフェリーです。いつか乗りたいです。

 

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さんふらわあが見えてからすぐに、大阪の人工島咲洲が見えてきました。だいぶうっすらしか見えませんが、大阪府咲洲庁舎が高く目立っているので間違いないはずです。

 

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しばらく降下を続け、りんくうゲートタワーや関西空港連絡橋が見えてきました。この橋の先に関西空港があるので、間もなく着陸です。

 

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定刻より1分遅れて着陸しました。減便の影響で早着が多い最近では珍しいかもしれません。

ここで関西空港には就航していないはずのフジドリームエアラインズの飛行機を発見。フジドリームエアラインズはチャーター便も多く飛ばしているので、その関連でいたのかもしれません。 

 

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ということで関空に到着しました。

国内線のゾーンにはジェットスターANA、石垣行きのJTAの飛行機などがいて、多少の賑わいがありましたが、国際線の方にはほとんど飛行機がおらず、機内から確認できたのはタイ国際航空の1機のみでした。寂しい状態が続いているようですね。

 

 

ということで以上、羽田関空の搭乗記でした。

最近は国際線がほとんど飛んでいないので、今回のように国内線に国際線用の機材が投入されるというケースは多いと感じます。短いフライトなので関係ないですが、やはりモニターは使えるようになったらうれしいですね。どこ飛んでいるかくらいは知りたいですし。最近では当たり前となったWi-Fiサービスもないのはつらいところがあります。

 

この記事は2021年6月上旬現在の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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