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【旅行記】2020秋 山陰山陽鉄道旅⑮ 広電宮島線とフェリーで宮島へ

こんにちは。

流れ星新幹線、映像で見ましたがすごかったですね。

イデアも素晴らしいし、実現できるのもすごい。

 

さて今回も山陽旅。

最終日に入り、広島観光をしていきます。

老舗喫茶店でモーニングを堪能した後、路面電車に乗って広島随一の観光地宮島を目指します。

今回は宮島に向かう路面電車とフェリーを中心に書いていこうと思います。

 

それではスタート!!

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前回の終わりでも書きましたが、紙屋町西電停より2号線に乗って広電宮島口駅を目指します。

紙屋町西を出てすぐ、原爆ドームが見えました。

足場で囲われて補修中みたいでした。(次回以降発覚しますが、この日は厳島神社の鳥居も囲われていて、広島観光には向かない日だったようです…)

 

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この2号線、広電西広島駅を境に路面電車ではなくなります。

それまでは両側に道路があり、車と同じように走っていたのですが、西広島以降は線路だけになり、普通の列車と同じようにスピードも出して走っていきます。

 

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西広島以降はお客さんも減り、走っている車両がが同じだけで、とても同じ線だとは思えませんでした。

車両によってはこのように前面展望を楽しめる席もありました。路面電車から変わる様子を楽しめる席だと思います。

ちなみにですが前には海が見え、その奥に見えるのはこれから向かう宮島です!

 

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車内に掲示されていた路線図です。見にくくてすいません。

真ん中にある広電西広島駅からは宮島線と表記されており、料金形態も異なっています。

宮島線以外は均一料金でどの区間乗っても190円。一方で宮島線は距離に応じて料金が変化するいわゆる普通の列車の料金と同じになっています。

 

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宮島口駅への途中の区間では海のすぐそばを走行します。

宮島をはじめとした瀬戸内海の島々を見ながら進んでいきます。

広島県愛媛県の間には有名な瀬戸内しまなみ海道がありますが、

しまなみ海道尾道からになるのでだいぶ遠いです。広島からは高速船が出ているようで、松山まで1時間ほどで到着してしまうみたいです。

いつかは乗ってみたいと思っています。

 

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変わりゆく車窓を楽しみながら宮島口駅に到着しました。

紙屋町西からは1時間ほどの乗車時間となり、速さだけでいえばJRを利用する方が早く着くとは思います。

しかし料金も安く済みますし、変わる景色を最大限楽しむことができるのでおすすめです。

路面電車の向こうには船も見えていますね。

 

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駅とはいえ、床が低い路面電車サイズの駅になっているので、線路が近い。

ものすごく新鮮でした。

バリアフリーという面ではとても利用しやすいですね。病院の目の前に駅もあるので、

そういった需要も一定数存在しているはずです。

 

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広電宮島口駅からは徒歩数秒。横断歩道を1つ渡るだけでフェリー乗り場にアクセスすることができます。

JRの宮島口駅からは徒歩5分ほどになります。

このフェリーターミナル昨年リニューアルされ、とてもきれいな建物になっています。

 

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今回は路面電車の1日乗車券に宮島松大汽船の乗船券もセットになっているものを利用しています。そのため松大汽船を利用して宮島へと向かいます。

この航路ではほかにJRのフェリーもあり、どちらも料金、所要時間に差はありません。

早く来た方に乗るとか、あとはJRの方は少しだけ大鳥居側を航行するので、

船からも楽しみたい場合はJRを選択することが多いようです。

 

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船着き場は大桟橋になっており、正面から桟橋に入ってきます。

このような形にすることで時間を短縮しているのでしょうかね。

フェリーなので車も積み込み、そして乗客も同じ場所から乗り込んでいきます。

 

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船内は3層構造になっており、1番下は車両甲板、2階は客室、3階はデッキといった構造になっています。

人が多くて客室内やデッキの写真は撮影できませんでした。

所要時間は10分程度とそこまで長いわけではないのですが、客室内でまったりしている方も多く、デッキで海風を感じている方もおり、それぞれの過ごし方をしている印象でした。

 

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走っている最中にすれ違ったのはJRのフェリー。

JRのマークが入っています。カラーが違うだけで船の構造自体はほとんど同じなように見えました。

現在利用期間中の青春18きっぷでもJRのフェリーは乗り降り自由になっています。

18きっぷ旅に宮島を考えている方も多いかもしれません。

 

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宮島桟橋に到着しました。

乗船時に乗ったのと反対側が開き、先に車を通したのちにわらわらと徒歩客が降りていきました。

結構な数のお客さんが乗っており、観光客から学生の団体旅行まで大盛況といった感じでした。

 

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到着した宮島桟橋。ターミナルの外観から威圧感をものすごく感じています。

ここ宮島桟橋からは宮島口以外にも広島港や平和記念公園の近く、他にも岩国港などへの航路があります。船で広島市街地へ戻るのも楽しいかもしれません。

この桟橋前の広場は学生たちの集合場所になっているようでした。

筆者も修学旅行でここに座らされたことを覚えています。

それでは宮島観光を始めていきたいと思います。

 

 

ということで今回はここまで。

路面電車宮島航路の2本立てでした。

 

宮島航路は松大汽船とJRのシェアはそこまで大差ないようです。

広島市街~宮島口間はどうなんでしょうね。

広電宮島線の方が駅間が短く、よく停車するので時間はかかります。

ですが本数も多く、安い。それに市中心部まで乗り入れているので、滞在の形、観光の順序によって棲み分けができていそうです。

今度行くときはJRも利用してみたいですけどね。

 

さて次回は宮島観光。厳島神社に行く前に名物を食べ少し散策していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。