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【旅行記】2020秋 山陰山陽鉄道旅⑭ 広島のモーニング文化と路面電車

こんにちは。

モーニングといえばどこですか?名古屋ですよね。

最近はコメダ珈琲の全国展開や、それに追随して全国チェーンの喫茶店などもモーニングサービスを行っていますよね。

実はその文化広島が発祥という説もあるんです。今回はそんな話を中心にしていきます。

 

ということで導入は上記でも書かせてもらいました。

今回から山陽旅の最終日4日目に入っていきます。

宿泊したホテルは、朝食なしのビジネスホテルだったので個別で宿泊記を書くことはしません。

景色はよかったので少しだけ触れていきたいと思います。

そしてその後は路面電車の1日券を購入。路面電車を駆使して広島観光を楽しんでいきます。

 

それではスタート!!

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ホテルは広島駅から徒歩8分ほどの場所。ザロイヤルパークホテル広島リバーサイドに宿泊しました。

この旅では2度目のロイヤルパーク。偶然ですね。

部屋はエコノミーツイン17㎡でこんな感じ。滞在時間も短く、シャワー浴びて寝るだけだったので、特に気になることはありませんでした。

 

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朝食もつけていなかったことや、ホテル施設の素材がなかったため、宿泊記ではなく、旅行記と一緒にしてしまいました。

紹介したいのはこの景色。リバーサイドという名前の通り、川のすぐそばで広島中心部の景色を楽しむことができます。

広島は三角州の上にある街なんて社会の授業でやった気がしますが、それが実感できる景色でした。

 

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時は変わって朝6時。4日目は盛りだくさんの日程なので朝から動き出します。

旅も最終日ということで疲れがかなりたまっていますが、せっかくの旅行です。楽しんでいきます。

どうしてこんな朝早く起きたかというと、タイトル通り広島の喫茶店でモーニングをいただくためです。

お店はだいぶ離れた場所にあるので、路面電車で向かっていきます。

 

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ホテルの最寄り駅の一つである広島電鉄の銀山町電停にやってきました。

ここから路面電車に乗車するわけですが、これが難しいんです。

広島の路面電車は市内に張り巡らされた路線網を持っています。

行きたい駅とそこを通る列車の行先をしっかり調べないと、全く違う場所に連れていかれてしまいます。

広島で路面電車を利用する場合はしっかり調べてから乗車することをお勧めします。

 

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やってきた列車は1号線広島港行き。こちらで目的地である鷹野橋電停まで1本で向かいます。

車両は新しい感じで、バリアフリーになっていました。

車内はそこそこ混雑しており、月曜ということで通勤客も多かったように思います。

 

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やってきたのはルーエぶらじるさん。

実はこのお店がモーニング発祥の地といわれているお店です。

1956年の写真にモーニングサービスが特徴であることが書かれており、当時の週刊誌に取り上げられたことから全国に広まったとされています。

ただモーニング発祥の地と名乗っている所はたくさんあって、愛知県の一宮だとか豊橋だとか様々な説が唱えられています。

 

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まずはコーヒーから。

モーニングの鉄板ですよね。実は筆者ブラックコーヒーが苦手だったんですが、

それは食わず嫌いで、この時に初めて飲んだのですが、余裕で飲めました。

しかもめちゃくちゃおいしかったです。完全に克服しました。

 

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注文したものを失念してしまいました。

モーニング用のメニューがあり、種類もいくつかあったんですが、自分が頼んだのかなにかも忘れました。

内容としては先ほどのホットコーヒーにトースト、サラダ、目玉焼き&ソーセージ、さらにオレンジジュースというセット。

コーヒーあるのにオレンジジュースがあるというユニークなセットでした。


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味はもちろんおいしく、昔ながらの豪華なモーニングといった感じ。

ホテルの朝食バイキングもいいですが、こういったモーニングサービスもまた魅力的ですね。

広島には他にも老舗の喫茶店からおしゃれなカフェまでモーニングを提供しているお店があるようなので、好みに応じて検索してみてください。

 

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再び鷹野橋の電停に戻ってきました。

ここからは本日メインの観光スポットとなる宮島へと向かっていきます。

宮島へは宮島口からフェリーに乗り向かいます。

宮島口へは路面電車とJR山陽本線のどちらでも向かうことができます。

今回は1日乗車券を購入しているので、路面電車で向かいます。

 

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途中の紙屋町西電停にて途中下車。宮島口駅へ直接向かう列車に乗り換えをします。

紙屋町付近はいわゆる広島の中心。写真はそごうです。

他にも家電量販店エディオンの本店があったり、少し歩くと広島県庁などがあり、とても栄えていました。

このような大都会に路面電車がひっきりなしに走っているあたりがとても新鮮でした。

 

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写真は2号線といって宮島口方面からやってきた列車です。

通勤ラッシュ需要があるようで混雑していました。

この紙屋町をはじめとする広島の中心部は広島駅からは少し離れたところにあるので、

路面電車の利便性の高さがよくわかります。

広島にも地下鉄を通す計画はあったそうですが、様々な要因で路面電車が残ることになったようです。

広島程の大都市にこのような路面電車網が張り巡らされているのは、日本では珍しいのではないかと思います。

 

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2号線の宮島口行きに乗車し、宮島へと向かっていきます。

こちらも新しそうな車両でした。

宮島への路線は需要があるのか、長い編成の列車が使われているような気がします。

この2号線、面白い走り方をしますので、次回また紹介していきたいと思います。

 

 

 

ということで今回はここまで。

広島のモーニングと路面電車という、いわゆる当たり前そうなところにも、

広島の魅力を見つけることができ、満足度が高い朝になりました。

 

モーニング文化についてはどうでしょう。筆者は最近全国区になっているような気がします。

どこの街に行っても喫茶店があればやってるイメージだし、全国チェーンでもやってるお店ありますよね。

その土地の色というよりは、そのお店の良さが出ているメニューだと思うので、他の街に行った時もモーニングは時々試してみたいですね。

 

路面電車に関しては、貴重だなと感じました。

かつては大都市ならどこでも走っていたものだと思いますが、地下鉄に淘汰され、

一部の都市でしか見れないものになってしまいましたよね。

いつまで残り続けるのかわかりませんが、貴重なことには変わらなさそうです。

 

次回は路面電車に揺られ宮島口へ。そしてフェリーに乗って宮島へと向かいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。