がーわのたびレポ

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【旅行記】2020秋 山陰山陽鉄道旅⑧ 出雲大社を参拝するときは予習をしよう

こんにちは。

筆者花粉症ではないのですが、なんとなく鼻がムズムズする気がします。

特に朝は。これが花粉症なんですかね。

 

さて今回も山陰旅です。

山陰旅は内容盛りだくさんなのと、ほそーくながーく書いていくので、まだまだ終わりませんぜ!!

2日目の午後、というか夕方。訪れたのは出雲大社。出雲、いや島根県、もはや山陰地方を代表する観光地です。

 

じっくり調べてから観光しようと思ってたんですよ。縁結びのご利益あるようだし。

あ、ちなみに縁結びと一概にいっても様々な縁のご利益があるので、就活生である筆者の場合は企業とのご縁を期待してます。

話を戻して、せっかく行くならしっかり御利益を得たいじゃないですか。なのでじっくり調べて行くべきだったんです。

でも時間がなかった…授業の課題…

 

予習なしで挑んでしまった結果、見どころをいくつかスルーしてしまっており、不完全燃焼な観光になってしまいました。

反省も含めて、これから向かう方への助言にもつながるように書いていこうと思います。

 

それではスタート!!

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神門通りを抜けて信号を渡ると出雲大社の境内へと入っていく、勢溜と呼ばれる正門になります。

この鳥居は大学三大駅伝の1つ、出雲駅伝のスタート地点にもなっています。

選手たちはここから神門通りを駆け抜けていくそうです。

 

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二の鳥居をくぐった先には境内図があります。

図だけ見ても広い印象を受けました。

時間をたっぷり取るか、事前に予習して訪れたいところの狙いを定めておく事をお勧めします。

 

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出雲大社は珍しく下りの参道があります。

一般的な神社の参道は上りになっているのですが、全国でも珍しいようです。

もとの地形なのか、だとしてもどうして下りになる場所を選んだのか。謎も深まります。

 

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その後は祓橋(はらえのはし)を渡ります。

この前に祓社(はらえのやしろ)があり、そこで身を清めてから神前に至るというお参りの仕方があったようです。

予習なしのためスルーしてしまったことの1つ目です…

 

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続いて歩くのは松の参道。

日本の名松百選にも選ばれている松の道を進んでいきます。

もちろん真ん中は神様の通る道。左右にも道があるのでそちらを通りましょう。

これは予習せずとも、流れに従えばバッチリです!

 

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出雲大社は山に囲まれています。

前に伊勢神宮霧島神宮に訪れた時もそうでしたが、山に囲まれている神社だとより一層神々しさ感じ、厳かな雰囲気を感じます。

境内に入るとぐっと気温が下がる気がするんですよね。

 

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こちらはムスビの御神像。

大国主命が国づくりに悩んだ時、海から神が現れて助言したという神話の場面です。

この神は奈良県三輪山に祀られ、大神神社の始まりになっているそうです。

そしてここで見逃したものがあります。それが御慈愛の御神像。

因幡の白兎の神話を像にしたもので、大国主命とうさぎの姿が見られるそうです。

これを見逃したのは痛すぎる…

 

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だんだんと御本殿に近づいてきました。

こちらは銅鳥居。国の重要文化財です。

関ヶ原の戦いで西軍の総大将となった毛利輝元の孫によって寄進されたものらしいです。

さらっと建ってますが、こちらもなかなかの歴史を持ってますね。

 

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そしてこちらが拝殿。

昭和の時代に焼失してしまい、戦後に建てられたのが現在の拝殿になります。

戦後最大の木造建築と呼ばれているようです。

これが有名なしめ縄か。と思っていたのですが、少し離れた場所にある神楽殿こそが日本最大級の大注連縄を持つようです。はい見逃しました。反省。。

 

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いよいよ御本殿に近づきます。御本殿に直接参拝することはできませんが、

その前の八足門から参拝することになります。

高さ24mの御本殿ということもあり、その様子を伺うことができました。

太古の時代は背後にある八雲山とおなじ100mほどの高さがあったと言われているようです。

神話の時代からこの地で続いている神社。そのすごさが身に染みます。

 

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これで満足して戻ってきてしまいました。

御本殿の周りには、神在月に全国の神様が集まった際宿泊される場所である十九社があり、素戔嗚尊スサノオノミコト)を祀っている素鵞社(そがのやしろ)がありと、見どころがたくさんあります。

それを全部スルーしてしまいました…なんということを…

やはり神社はしっかり予習したうえで訪れるべきです。

 

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ということで神門通りの前まで戻ってきました。

ここから見ると、神門通りがよく見え、さらに向こう側の山が見えています。

しかし高い建物はあまり見えないんですよね。

出雲の街の中心部は少し離れていますが、出雲大社周辺では出雲大社の周辺が最も高い位置にあるのかもしれません。

 

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続いて出雲大社からほど近い稲佐の浜に行こうと思いましたが、駐車場がいっぱいで諦めました。

稲佐の浜も国譲りの神話の舞台となっています。また神在月に全国の神々が最初に集まるのも稲佐の浜です。

パワースポットそして、夕日がきれいなスポットとして有名です。

ここも行けなかったのは残念。

 

 

 

ということで今回はここまで。

正直言って後悔しまくっています。

見たかったものを事前の予習不足で見逃したこと、また時間の関係で宝物館や出雲歴史博物館が見れなかったことなどなど、不完全燃焼の観光になってしまいました。

今回はカーシェアを利用して出雲大社へ行きましたが、鉄道利用だったり、他の山陰の観光地と組みあわせたりすると、時間が限られてしまいます。

もちろん余裕をたくさん持った旅程を組むことが一番ですが、見たい場所を事前に調べ狙いを定めておけば後悔しない観光ができるはずです。

 

少し離れますが、稲佐の浜やこちらも夕日が素晴らしい日御碕、そして旧大社駅など周辺にも観光スポットがたくさんあるのが出雲大社です。

ぜひ時間をたくさん取って、じっくり観光してみてください。

筆者ももちろんリベンジします!

 

次回は出雲の宿泊記。駅前のドーミーイン出雲に宿泊しました。

温泉に景色に朝食に、一言で表せないくらい良かったので、じっくり紹介していこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。