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【旅行記】2020秋 山陰山陽鉄道旅⑦ 出雲大社の参道グルメを堪能する

こんにちは。

週末の最高気温が20度を超えるらしく、春というか初夏?って感じです。

昨年に続いて温かい冬になっているんですかね。温暖化かな。

 

さて今回も山陰旅です。

旅は2日目午後。境港観光を終え、出雲に戻ってきました。

出雲の観光といえば出雲大社。今回は出雲大社に行き、参道の出雲グルメを堪能していきます。

出雲グルメと言えばなんでしょう。そば、ぜんざいなどなど…

出雲はその歴史から伝統的な日本の食発祥の地にもなっています。

歴史を絡めながら紹介していきたいと思います。

 

それではスタート!!

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出雲大社には4つの鳥居があり、写真に見えるのは一の鳥居です。

ここらから先が参道とも呼べる神門通りになります。

 

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一の鳥居は高さ23mで出雲大社御本殿の24mよりわずかに小さく作られています。

近くから見るとその大きさを感じます。

建立されたのは大正の時代で、当時は日本最大の鳥居だったようです。

 

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出雲大社の駐車場は3つあり、合わせて700台以上のスペースが用意されています。

今回は神門通りの真ん中ら辺にある神門通り交通広場駐車場に停めました。

交通広場の名の通りタクシー乗り場があったり、近くには一畑電車出雲大社前駅があります。

土曜日午後という混雑している時間帯でしたが停めることができました。空きはポツポツという感じ。タイミングによっては埋まっていたかもしれません。

 

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神門通りは人が多くてなかなか写真に収められず。

なぜ撮影したのかわかりませんが、いずもちーずけーき本舗というお店すごい行列でした。

後から調べてみると、島根県内の素材にこだわったチーズケーキを作っているようです。

そして新感覚と書いてあったので、そこが人気の要因なんでしょう。

 

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午後3時というなんとも言えない時間ですが、ここで出雲グルメを味わいます。

今回寄らせて頂いたのが、奥出雲そば処一福。

大正時代に創業し、出雲そばの伝統を伝える歴史あるお店です。

 

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今回JALダイナミックパッケージのびっくりクーポンでこのような券を購入しており、少しお安く出雲そば、そしてスイーツまで楽しむことができました。

時々やっている施策なのでJALダイナミックパッケージを利用して国内旅行をする方は要チェックです!

この旅ではフルで利用させてもらってます!

 

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やってきました出雲そば

出雲そばは殻のついたままそばを挽いていくため、更級そばなどより黒っぽい色になっているそう。

その分栄養価は高く、香りも良いらしいです。

今回注文したのは三宝割子。ほかにも舞茸天が乗っているもの、5枚割子などもありました。


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このように3段になっているものを割子そばと言います。

それぞれに生卵、とろろ、山菜おろしが乗っています。

この形になった由来として、江戸時代の松江ではそばを重箱に入れてお弁当として持っていくことが多かったようです。

しかし四角い重箱だと汚れがうまく取れなったりと不衛生であることから丸くなったということです。

 

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割子そばの食べ方としては、1段目に薬味を乗せつゆをかけ食べる。

残ったつゆを2段目にかけ薬味を乗せて食べる。と言ったように3段目までつゆを繋ぎながら食べていくようです。

食べた感想としては、そばの風味が強かったような記憶があります。個人的には生卵が好きです。

 

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続いてはデザート。出雲ぜんざいです。

ぜんざいは出雲が発祥の地。旧暦の10月、全国の神々が集まる神在祭で振る舞われたのが神在餅。これがなまって「ぜんざい」となったという説があります。

ちなみにですが、ぜんざいとおしるこの違いは小豆から煮るのがぜんざい、あんこから作るのがおしるこのようです。

ただ地域によっても違いがあり、今では粒があるのがぜんざい、ないのがおしるこ、という判別になりつつあるようです。


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ここ一福さんのぜんざいはそばを揚げたものが上に乗せてあります。

蕎麦屋さんならではの工夫ですね。

もちろん美味しかったです。とくにそばを揚げたやつがカリカリでスナックとして食べたい感じ。また、何に乗せても合うような気がします。

 

 

ということで今回はここまで。

がっつり解説を含めながら書いてきました。

そしてご飯回になってしまいましたね。

書きながらぜんざいが食べたい口になっています。あー食べたい。

 

出雲は歴史が深いまちです。

次回書いていく出雲大社では神話までしっかり触れて書いて行きたいと思います。

神話の世界って奥が深いし、思想的な問題もあるので触れてはいけない感があります。

日本の文化として残ってるものなので、そこは尊重しながら書いていこうと思います。

 

ということで次回は出雲大社です、

最後までお読みいただきありがとうございました。