こんにちは。
さて今回は道北旅旭川の宿泊記です。超有名ホテルチェーンの星野リゾートが運営するOMO7旭川に宿泊します。
YouTubeやブログなどでずっと見ていて、いつかは泊まってみたいと思っていた星野リゾートのホテル。星のやや界などのブランドには全く手が出せないので、手頃な値段で楽しめるOMO系列に泊まることに。
OMO7旭川に1人で宿泊してみた体験記になります。
予約したのはまだGoToトラベルの施策が始まる前でした。そのため1泊朝食付き、スタジオルームという2名用の部屋で、1万円ちょっとでした。
そこそこの値段するように思えますが、それはGotoトラベルで麻痺している証拠ですよ。思い出してください。
結構長くなるのでご承知おきを。
以下目次です。
それではスタート!!
リノベーションのOMO7旭川
今回宿泊するOMO7旭川の外観です。
OMO7旭川は2018年開業にも関わらず、見た目はそこまで新しいホテルには感じません。それはこのホテル新築ではないからです。
このホテルは旭川グランドホテルとして長年親しまれてきました。星野リゾートが運営を開始した翌年、新しいOMOブランドの1店舗目としてリブランドオープンされるという運びになりました。星野リゾートの本領発揮は建物の中です。
入口に近づいてきました。
ただ時期だけに入ってすぐに検温を担当されているスタッフの方がいらっしゃいます。
それと先に体調に関するアンケートを記入し、チェックインの際にフロントに提出します。(2020年9月頭現在)
チェックインは混雑しており、フロントを写真に収めることはできませんでした。
ここがロビーで、右側にフロントがあります。その奥(写真でいうと右奥)にはグッズショップもありました。
このロビーにはホテル周辺の飲食店などを紹介するパネルやイベントなども開催されているようです。
チェックインが混んでいた理由としてお客さんが多かったというのももちろんですが、説明がたくさんあるんです。多いので箇条書きで紹介しときます。
・基本的なチェックイン(氏名・住所など)
・地下のサウナプラトーが整備中で使えないので入浴剤をもらう話
・動物の話をしない旭山動物園講座みたいなイベントの話
・水道水ににおいがある可能性があるのでミネラルウォーターを冷蔵庫に入れましたという話
・朝食がめちゃくちゃ混むので15分ごとに時間を決めておいて入るという話
以上の話がありました。
フロントの反対側、玄関から見て左側にはレストランがあります。
ここは朝食会場でもあり、ランチタイムやバーとしても利用されています。だいぶ遊び心のあるデザインになっていたと思います。
何階に泊まったか忘れてしまいましたが、宿泊階のエレベーターホールです。この辺は星野リゾートのOMOというよりも旭川グランドホテルって感じで歴史を感じます。
ちなみにですがOMO系列は旭川のほかに、OMO5東京大塚、OMO3東京川崎があります。大阪の新今宮にもオープンする予定らしいですね。
エレベーターホールの前には自販機がありました。
特に何階に自販機という表示は見ていないので、各階に1台用意されているのかもしれません。各階に用意されているのは嬉しいですよね。
遊び心ある部屋の紹介
部屋に入りました。入っただけでも普通のホテルとは違う感じが伝わってきます。
構造自体はそこまでですかね。手前に水回りで奥がベッドスペース。壁紙が水色なのが遊び心あります。
ここで靴を脱ぐようです。最近のホテルは靴でガンガン入っていけるようになのか、床の柄や素材に変化がないところが多いです。
やっぱり靴を脱いでこそ日本らしいですよね。ただ外国人観光客にとっては靴のまま入るのが当たり前なのでしょうけども。
ベッドはこんな感じ。18㎡とそんなに広くない部屋ですが、うまい具合にベッドが配置されていて、とても広く感じます。ベッドの間にテーブルがあったり、写真右側のベッドサイドにテレビがあったりと、広く見せる工夫にも感じます。
主に複数人での滞在をターゲットにしているようで、間にテーブルがあるんですね。
1人だと手前のベッドを寝る時用、奥のベッドを滞在用に使い分けていました。
もう一つ特徴があって、ベッドがだいぶ高いところにあります。これはスーツケースが入るようにしているようです。
寝る方のベッドにはクッションが大量にありました。
シングルでこの数だとどこに置こうかいつも迷うのですが、今回はもうひとつのベッドにおけるのでラッキーでした。他にはあらかじめ掛け布団がセットされておらず、クッションと同じように置かれていますね。
もう1つの方にはベッド利用ではないので、シーツは敷いてありません。
そんなに寝る場所にこだわりはないので全く困りませんでしたが、ドア側じゃないと、もしくは窓側じゃないと寝れないなんて人は存在するのでしょうか。
窓がこっち側にあるので、外を眺めるには上る必要があります。それがめんどかったですが、景色がとても良かったので、そんなに気になりませんでした。
窓側のベッドの下にはお茶セットもあります。筆者はあまり利用しないのでわかりませんがこれって重要なんですかね?ホテルで湯を沸かすという経験自体あまりないです。
続いては入口側の水回りです。いたって普通のユニットバスですね。
こちらは少し古めな感じがありました。おそらくリノベーションされなかったのかなと思います。
でもさすがに星野リゾートがほっとくとは思えないので、そのうちリノベーションされそうです。
こちらはアメニティ。標準的なものはすべてそろっており、特筆することもないかなと思います。
OMO7はファミリー層も狙っているホテル。フロントに言えばお子様用のアメニティセットもあるみたいです。
先ほど紹介したように入口のすぐ近くに冷蔵庫があり、その中にはチェックイン時に説明を受けたミネラルウォーターが入っていました。
しかもホテルオリジナルとか、ん?どこの?みたいなのではなく、北海道は旭岳のお水です。これよくアンテナショップで見ます。いい水ですよね。
さて景色編にはいります。今回は結構上の方の部屋だったんです。(何階か忘れました)(メモってもなかった) なので景色が抜群に良かったです。
さらに旭川市で一番高いのはこのOMO7らしくて、周りにはさえぎる建物がなく、どこまででも見ることができました。部屋は旭川駅とは反対の北方向。旭川の街並みが広がっています。
続いては夜景。これもまた綺麗ですよね。旭川の夜景が楽しめるのはOMO7くらいだと思います。
反対側の景色はどうなのでしょうか、気になります。
こちらは朝の景色。とても天気が良くて結構遠くまで見渡せます。
旭川の位置する上川盆地は北海道最大の盆地ですが、さすがにすべてを見渡すことはできません。
また、旭川の西に位置する大雪山系も、OMO7は南北方向に客室があることからしっかり目の前に見える部屋はないと思います。あくまで地図とにらめっこした推測です。
パンの種類が多すぎる!選ぶ楽しさあふれる朝食
それではお待ちかねの朝食編です。
この時9月上旬ですが、すでに朝食ビュッフェが再開。アルコール消毒。そしてマスクと手袋の着用が必須です。
9時前という朝食にしては少し遅いかなという時間に行きました。食べ始めの時間は混雑していましたが、だんだんお客さんが減っていき、結果筆者とあと2組くらいになったので、スタッフさんに聞いて、食べ物があるあたりも写真撮らせてもらいました。
朝食ビュッフェ会場の配置は、奥に通常の食べ物、左にOMO7旭川の売りであるたくさんのパンと様々なドリンクが置かれています。
写真の右側と後ろ側に座席があります。基本的には係の人が案内してくれるはずです。
こちらがそのパン。どれも一口二口サイズでどんどん食べてしまいます。小さめサイズでいろんな種類を楽しめるのは嬉しいですよね。
個人的に一番おいしかったのは手前にある小さなメロンパンです。
こちらが飲み物。普通のジュースもありますがフレーバーウォーターとかもあります。
ゆずはちみつみたいなやつが一番好きでした。一通り全部飲んでレポする気だったのですが、メモが抜けています。
見栄えは置いといて、こんな感じでもってきました。
北海道らしいものもあり、左下の塩辛に右上のスモークサーモンですかね。
このスモークサーモンにクリームチーズをのせて食べるのですが、これが絶品でした。
OMO7公式が売りにしているのはこのワッフルと山ワサビ丼です。今回は洋食メインにしたため、ワッフルをいただきました。
このワッフルいろんなジャムを付けて食べることができます。
筆者が持ってきたのは右下ベリー系のジャム、右上(こぼれているやつ)桃のジャム、
左上洋ナシのジャム、左下ホイップクリームです。これ以外にもあと4種類くらいあって1枚じゃ足りないです!!
周りを彩るパンもほんとにおいしい物ばかりでした。
世のお父様お母様!お子さんたちはほんとに喜ぶと思います!!
食べすぎたのでしばし部屋で休憩し、ぎりぎりにチェックアウトしました。
補足を軽く。
まず客層ですがファミリー7割2割カップル1割グループって感じ。
チェックイン時や朝食時など一人旅には正直肩身が狭い時間もありました。
しかも部屋にはWiFiの番号がなく、あとからフロントでもらいました。
やはり複数人で楽しむことを前提としているホテルのようです。
そして今回利用しなかった、夜のバー、サウナプラトー、各種イベントやOMOレンジャーによる旭川の案内、ウェルカムドリンクなどほかにも様々なサービスがあります。
OMO7旭川に宿泊する際は余すところなく利用してみてください。
ということで今回はここまで。
一人旅ながらも最高に楽しい滞在ができました。星野リゾートのほかのホテルも気になるところです。お金稼ぐようになったら星のや泊まってみたいですねぇ…
そして公式サイトで調べたところ11月にまたリノベーションした部屋が増えたらしいです。まだまだ進化を続けているようですね。
北海道には様々なジャンルで魅力的なホテルがあります。
温泉、朝食、景色、立地…上げるとキリがありません。
そんな中でもOMO7は目立ってくる存在になると思います。
旅慣れた方は北海道まで来て…みたいに思うかもしれませんが、
年に1回とか、卒業旅行で、北海道へほんとに時々しか行かない人にとっては最高の思い出作りに役立ってくれると思います。
めちゃくちゃおすすめしますのでぜひ!
この記事は2020年9月上旬の情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました。