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【乗車記】快速エアポート&特急ライラックで旭川へ 2020夏道北初到達の旅②

こんにちは。

 

さて今回も道北旅。

北海道は人生で何度か訪れていますが、札幌、富良野まで。この旅では現在一般人が踏み入れられる日本最北端の宗谷岬を目指していますが、その前の段階でも初めて訪れる土地ばかり。

そんな中でもまずは北海道のなかでも有数の札幌から気軽に行ける都市、旭川を目指します。初日は移動がほとんどで終わってしまいますが、乗ったことない電車に乗るだけでも、知らない街に来るだけでも、旅ですよね。

北海道に到着してすぐ、新千歳空港から旭川へ向かう様子を紹介します。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

空港アクセス代表格快速エアポートに乗車

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人生初のピーチに乗って新千歳空港に到着。

荷物を預けていたのですが、LCCなので追加料金を取られることを敬遠するためなのか、荷物待ってる人の数がめちゃくちゃ少なかったです。

 

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今回はフリーパスを購入、JR北海道を利用して道北地方を旅したいと思います。

切符の写真は見当たらないんですが、軽く説明。購入したのは「Peachきた北海道フリーパス」。

peach新千歳空港に到着した人が購入でき、道北方面のJR北海道、もちろん特急の自由席も含めて、4日間乗り降り自由になるというものです。

しかも25歳以下はだいぶ安く、なんと10520円

さすがに破格。年齢が証明できる公的書類を提示すればOKです。

窓口でフリーパスを購入した際に、駅員さんがとてもやさしくわかりやすい対応をしてくださいました。感謝。

 

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両側に快速エアポートが止まっており、その発車間隔は12分間隔。

JR北海道の中ではなかなかの高頻度になるはずです。2日目に見た稚内駅の時刻表と比べると…

乗り込んだ直後かつ次発だったので座席に座ることができましたが、この後しっかり乗車があり新千歳空港発車時にはそこそこの混雑具合になっていました。

 

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新千歳空港駅を発車するとトンネルを通り千歳線へ合流し南千歳、千歳に停車。

千歳駅を発車した直後、なにやらこっちに向かって飛んでくる飛行機が見えます。まあ普通に旅客機だろうななんて眺めていたのですが…

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近づいてきた飛行機はまさかの政府専用機!!

さすがにびっくり大慌て。写真から慌てっぷりが伝わるのではないでしょうか。

政府専用機航空自衛隊千歳基地を本拠地としているため、この辺りではよく見ることが出来るのかもしれませんが、まさかの遭遇にテンションが上がってしまいました。

 

札幌駅からは電車特急ライラックに乗車

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快速エアポートの中でうとうとすること30分ほど、北の大ターミナル札幌駅に到着しました。快速エアポートを降りてから改札を出ることなく旭川行きの特急ライラックに乗り換えます。

北海道内で最も高頻度で特急が走っているのがこの札幌旭川間。所要時間も1時間半くらいでとっても便利です。

 

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乗車するのはこちらの特急ライラック(写真は旭川到着時に撮影したものです。)

札幌と旭川を結んでいる特急は全部で4種類あり、そのうち宗谷とオホーツクはそれぞれ札幌と稚内、網走を結ぶ際に旭川も経由するという運行。

今回乗車するライラックともう1つの特急カムイが札幌旭川間のみを結んでいます。それぞれの違いは使用車両。カムイは写真とはまた別の列車にて運行されます。そしてライラックにはグリーン車があり、カムイは全車普通車になっています。

 

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フリーパスを活用して特急ライラックの自由席に乗車していきます。

自由席ではありますが、2列+2列シートで指定席と全く同じようなシートになっています。特急ライラックは6両編成、そのうち自由席は3~4両(号数によって異なる)とかなり多く取られている印象です。

札幌駅発車時は特に混雑もなく、座席は半分も埋まらずといった具合でした。

 

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シートポケットにはなにやらいろいろ入っています。

まずは観光客向けの車内マナーについての注意。北海道って旅慣れていない人や外国人もたくさんやってくる場所のため、このように注意喚起が行われているのでしょう。

郷に入っては郷に従え、しっかりマナーは守って乗車しましょう。

そして車内誌と通信販売のカタログ。車窓に飽きても暇つぶしができますね。

 

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旅のお供は北海道のご当地炭酸飲料ガラナ

特急列車の旅ってどうしても窓の前のスペースに飲み物置きたくなりがちなんですよね。北海道らしくガラナを携えて特急の旅を楽しんでいきます。

 

北の大地を疾走する

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札幌を出発、しばらくすると車窓はこんな感じのザ北海道に。

札幌の都市圏としては江別まで。札幌は大都会で北海道の広大な土地はあまりイメージできないかもしれませんが、札幌から少し走るだけで社会科の教科書で見るような車窓が広がります。

 

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札幌駅を出発し30分も経たないうちに最初の停車駅岩見沢駅に到着。

岩見沢は札幌市の中心部との近さから札幌のベッドタウンとして機能している街です。

たしかに大きな一軒家が多いように感じました。

 

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岩見沢のあと美唄、砂川と停車して、滝川駅に到着。ここまでで約1時間ほど経過しました。

滝川はちょうど札幌と旭川の中間ほどにあり、スカイスポーツが盛んな街。また根室本線が分岐しており、ここから富良野へ行くこともできます。

その根室本線で少し行けば水曜どうでしょう最新作の聖地になり、炭鉱の町としても有名な赤平があります。ここもいつかは行きたい…

 

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滝川を発車すると深川に停車。旭川景勝地神居古潭があるあたりをトンネルで一気に通過し、家や建物が増えてきたらもうそこは旭川です。

道北の大都市であり、人口は札幌に次ぐ道内2位の旭川市。さすがにこれまでの車窓とは異なる景色が見え始めます。

 

道内第2の都市旭川に到着

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車窓にマンションやビルが増えてくると高架線に入ります。高架線を走ると大都市だなというイメージが加速していきます。

 

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旭川駅の目の前には駅前に作る!?ってくらいでかいイオンがあります。

地方都市あるあるといえば駅からめっちゃ離れた平屋のイオンモールって感じですが、それを覆してますね。

そんなイオンが見えるとすぐに旭川駅のホームへと入っていきます。

 

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札幌駅から1時間半ほどで旭川駅に到着。このホームの列車案内ですが、全部札幌行き…

北海道で、しかも特急でと考えるとすごい本数出てる札幌旭川間。

乗ってみた感じだと、札幌旭川を乗り通す方も半分、途中で降りたら途中から乗ってくる方半分といったところでしょうか。需要が大きいからこそのこの頻度なんでしょう。

 

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旭川駅に面白いものを見つけました。ホームによくある売店はなく、自販機で食べ物も扱っています。

寒すぎて売店で仕事なんてかなり過酷そうなので、そういう時は文明に頼りましょう。

 

 

ということで今回はここまで。

ついに未到達だった旭川にやってきました。街を歩くのは次回紹介したいと思います。

JR北海道の特急って気動車が多くうるさいイメージがありますが、今回のったライラックは、静かでした。さすがは電車特急です。

あとは車窓。とにかく広大です。関東では絶対見れないなので、見ていて飽きない車窓でした。

こちらは2020年9月上旬現在の情報です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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