こんにちは。
暑くなったり寒くなったり大変ですね。
どっちなのかはっきりしてほしいです。
さて今回は信州城巡りの旅。久々の再開になります。
久々なのでちょっと整理。
今年の7月下旬に、しっかり対策をしていってきた信州旅。
2泊3日で山梨の甲府、長野の松本、長野と進み、長野で折り返して北陸新幹線沿いをいろいろな場所、主に城に寄りながら巡る旅です。
その3日目。朝長野を出発し、上田に寄って次は小諸をめざすといった所です。
小諸は初めて訪れた町。特に時間は決めていなかったのでふらっと観光していきます。
それではスタート!!
小諸駅はしなの鉄道だけではなく、この旅2日目小淵沢駅でも見た八ヶ岳高原線の起点終点駅です。
八ヶ岳高原線は小諸駅から北陸新幹線の駅である佐久平駅にアクセスできる線でもあるので、恐らくですが時期によっては混むことがあるのではないでしょうか。
ちなみにこの時間は学生さんで大混雑でした。
小諸駅の駅舎は東側にあり、小諸城址は西側になるので、線路を橋で渡っていきます。
停車中の列車はJRの車両なので八ヶ岳高原線の車両ですね。
小諸の駅自体はホームも長く、ホームの数も多かったので、信越本線時代は結構列車が来ていたんだと思います。
こちらが小諸駅の自由通路。地方の少し大きめな駅で駅舎と反対側に行くのにだいたいあるやつです。
これを使えば小諸城址にさっとアクセスできます。便利です。
小諸城址にやってきました。こちらは現在の小諸城址の入口となる三の門。
小諸城址は城時代の遺構はそこまで多くなく、現在は公園の色が強めになっています。
この日の小諸は雨が割と強めに降っていたのでお客さんはほとんどいませんでした。
三の門を超えた先にチケット売り場があります。
そこでチケットを買い中へと入っていきますが、チケットには2種類あります。
小諸城の様子が伺える懐古園と動物園の散策券。園内にある藤村記念館、徴古館、小山敬三記念館、小諸義塾記念館すべてに入ることのできる共通券があります。
目的に応じて購入しましょう。
筆者は文学に疎くてそこまで興味もないので散策券で城址をぶらぶらしてみることにしました。
小諸城址を本丸へと進んでいくと橋が見えてきました。
こちらは黒門橋そして下は空堀になっています。
この黒門橋、昔は橋を引っ込めることができるようになっていて、有事の際はたたんでいたみたいです。守りがしっかりしてますね。
この空堀と橋は紅葉の時期になるととてもきれいに色づくようですよ。
本丸跡にやってきました。小諸城の本丸跡は現在懐古神社になっています。
菅原道真公と火之加具土命、さらに歴代の小諸城主が祀られています。
天守台はまた別にあります。
神社の横には庭園があります。
先ほど述べた通り雨が降っていたのですが、この庭園は雨でもきれいでした。
写真接近しすぎですがこちらが天守台。
小諸城の天守は秀吉の時代、徳川を監視する役割を持ったために、金箔の瓦が葺かれるほどの豪華さを誇っていました。
しかし江戸時代の寛永年間に落雷により焼失。幕府の許可が出ず、再建されることはありませんでした。
天守台にどこから登れるのかわからず、ついに登れずじまいでした。
この眺め。千曲川までは結構な高さがあります。
今年の7月下旬覚えていますか?なかなか梅雨が明けず、ずーっと雨だったので千曲川は流れが速く濁っていました。
城下町の反対側は千曲川が天然の要塞になり、小諸城の防御に貢献しています。
さて同じく千曲川沿いですが、こちらは富士見台。
その名の通り晴れた日には富士山を見ることができるようです。
ここは遠見番所だったそうで、昔なら人が来たらすぐ見えそうですね。
ということで今回はここまで。
小諸ってそんなにイメージなかった街ですが、城址が公園になっているのはいいかもしれません。
地元の人はタダで入れるとかそういう施策あるんですかね?
そして近くの上田城とは全く違う景色を見ることもできました。
上田城は天然の要塞として機能していた尼ヶ淵が住宅街や線路、ショッピングモールになってました。
一方で小諸はいまだに天然の要塞。今攻めてきてもある程度守ることができそうです。
勉強したんでちょっと披露しときます。
小諸市は浅間山の南に広がる高原都市で、産業として農業が盛んみたいです。
歴史は古く、縄文弥生時代の遺跡が多く存在し、その後も高浜虚子や島崎藤村などと交流があった文化の街としても有名なようです。
全く知らない町も少し勉強するだけで見方が変わりますよね。
城より市街地の方が山に近いとか。
なかなか楽しい訪問になりました。
次回も小諸です。せっかくなので動物園をちらっと見て、軽井沢に向かいたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。