がーわのたびレポ

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【旅行記】2020夏 信州城巡りの旅① 特急あずさからの絶景車窓

こんにちは。

まだまだ旅行の予定があります。

山陰山陽と関西です。どちらも結構楽しくなりそうでいまからワクワク。

がっつり楽しんで来ようと思います。

 

さて今回から新シリーズです。

その名も信州城巡りの旅。2泊3日で行ってきました。

甲府から入り甲府で1泊。長野県で観光し長野に1泊。

軽井沢から碓氷峠を下って高崎に抜け、高崎線で帰ってくるといった行程です。

ぐるっと一周という形になっています。

 

まずは1日目。午前中に用事があり、昼過ぎに家を出たので割と遅めな始動になっています。

旅のスタートは八王子。まずは中央線の特急あずさに乗って甲府をめざします。

 

それではスタート!!

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旅のスタートは八王子駅です。

八王子駅は中央線のほかに横浜線八高線、少し離れたところに京王線が集まっている東京の西の交通の拠点です。

駅前も結構栄えていて、首都圏で雪予報が出ると必ず中継で見る場所です。

そんな八王子駅から特急あずさに乗って甲府へ向かいます。

 

 

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乗車しました。あずさの座席は青と黒で落ち着いている印象です。

座席のヘッドレストも上下できるようになっています。

さらに各席にコンセントもついており、19万都市の甲府、24万都市の松本と東京を結ぶ、東海道を補完するバイパス線ということで設備は抜群。

 

 

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あずさやかいじといった中央線特急では、着席サービスを実施しています。

自由席がなく、全席指定席となっています。

その代わり、座席未指定券を発行しており、どの列車でも空いている席なら座れるという感じです。

そのため席の上のランプで指定済みの席かどうかを判別できるようになっています。

指定券でも座席未指定券でも同額なので実質的には値上げになってるんですね。

 

 

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乗車率は半分以下。ほとんど乗っていませんでした。

八王子を出ると甲府までノンストップ。ということで八王子から甲府まではずっとこの状態でした。

翌日もあずさ号を使っているのですが、その時もこのような状態でした。

とにかく苦戦してますね。

 

 

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八王子を発車するとどんどん山の中に入っていきます。

高尾駅を過ぎて中央道にもある小仏トンネルを超えるといよいよほんとの山です。

中央線は高尾までは中央線、高尾以降は中央本線と呼ばれており、路線図のカラーも走っている電車も変わっています。

相模湖駅を過ぎると相模川桂川沿いに進んでいきます。

 

 

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こちらは大月駅

高尾と甲府の間では最も大きな駅になるのではないかと思います。

かいじ号や時々あずさ号が止まったり、富士急行線の始発駅でもあるため、直通する特急の富士回遊号なども止まる駅です。

ここ大月駅までは、東京へのベッドタウンでもあり、朝夕は東京都心方面へ直通する列車もあるようです。

たしかに、大月までは駅の近くに住宅が広がっていました。

 

 

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大月駅を通過し、山間を走ってしばらくすると中央道でいう笹子トンネルを超えていきます。

その後甲斐大和駅を通過、再びトンネルを抜けると勝沼と呼ばれる地域に入っていきます。

ここの車窓が絶景ポイント。甲府盆地を少し高いところから見下ろすことができるんです。

 

 

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勝沼ぶどう郷駅周辺からは甲府盆地を見下ろす絶景を味わうことができます。

甲府方面では進行方向の左側です。この区間を乗るときはぜひ左側を。

一回だけ夜も通ったことがあるんですが、夜もよかったと思います。

この勝沼は駅名の通り、ぶどうの生産が多くなされている場所です。

勝沼駅からも見えるぶどうの丘という施設では、温泉にはいれたりぶどう狩りができたりします。

 

 

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続いての車窓は山梨市駅の付近。山の斜面の赤い建物周辺が笛吹川フルーツ公園です。

果物がメインのカフェやお土産屋さんをはじめ、アスレチックや農業体験など様々な遊びができる公園になっています。

さいころここのトロッコみたいなものに乗った記憶があります。

そしてフルーツ公園の少し上には絶景を楽しめるほったらかし温泉があります。

ここはめちゃくちゃおすすめです。温玉揚げがめちゃくちゃおいしいんです!!

 

 

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そんなこんなで甲府駅に到着。

ノンストップだったので次の駅で降りるという形になっていますが、1時間ほどかかったので十分な特急の旅になりました。

甲府駅中央本線のほかに身延線が乗り入れています。

身延山久遠寺のある身延や下部温泉、さらには富士宮、静岡などへ行くことができる路線です。

 

 

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こちらは甲府駅の外観。

県庁所在地の駅とあって商業施設も入っています。

ほうとうや吉田うどんなど山梨県名物を食べることもできますし、果物や信玄餅などを売っているお土産屋さんも入っています。

 

 

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この後は甲府城を観光します。

甲府城へは駅の近くの道を入って3分くらいでつく、超駅近なお城です。

写真右側の建物は山交百貨店だった建物。一昔前までは地方の中心駅の前にはなにかしら百貨店がありました。

近年は存続が厳しくなり、ここ山交百貨店も昨夏に閉店しています。

今後はヨドバシカメラになるそうです。甲府駅前が明るくなりそうです。

 

 

ということで今回はここまで。

前半はいい景色と後半は地方の現状と未来の話になりました。

ここ最近の旅行ではいかに観光客に頼っていたのかという地域がはっきりしているように感じます。

甲府は観光客頼みの感じはありませんでした。

次回甲府城の観光で詳しく触れていきたいと思います。

 

2月の九州ぶりに、JRの特急列車に乗った気がするんですが、やっぱり快適です。

最近は飛行機旅が多くなってますが、車窓を確実に楽しめる特急列車もいいなと思いました。

この旅では特急列車に結構乗ってますので、今後もお楽しみに。

 

次回は甲府城を観光します。

最後までお読みいただきありがとうございました。